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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第280号 2006年11月16日
編集・発行/民主党広報委員会

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■目次
【ハイライト】与党単独強行採決に断固抗議!
       4党共同で教育基本法成立阻止誓う 
【トピックス】麻生外相の罷免要求への首相回答を再び求める
【喜びの声!】福島県知事選で民主党推薦・佐藤雄平候補
       自公推薦候補破り当選
【談話・声明】福島県知事選挙結果を受けて、ほか


■ハイライト

与党単独強行採決に断固抗議!
4党共同で教育基本法成立阻止誓う
 
 教育基本法に関する特別委員会で15日午後、与党は教育基本法改正案を単
独で採決。16日午後には野党4党欠席のまま、衆議院本会議で、自民、公明
両党などの賛成で可決され、参議院に送付されてしまいました。

 民主党はじめ野党4党は国の根幹に関わる同法案の審議はまだまだ不十分、
もっと国民の目線での審議が必要と主張し、徹底審議を与党側に要求して参り
ました。それを無視するかのような、強行採決でした。今後は戦いの場を参議
院に移し、教育基本法改正案の今国会での成立阻止に向け、野党共闘を展開し
て参ります。

 成立阻止を誓う集会での鳩山由紀夫幹事長の主張をご紹介します。

<鳩山由紀夫幹事長の主張>

 学校現場における自殺があとを絶ちません。この2週間で、子どもさんで9
名、校長先生で3名の方が、自ら命を絶たれました。こんな異常事態はかつて
の日本は経験したことがありません。この一事をもってみても、こうした厳し
い環境下で、教育基本法案を平然と衆議院を通過させる政府・与党の気持ちが
まったくわかりません。

 私は、北海道滝川市で自殺された小学校6年生の女の子のご家庭を弔問に伺
って参りました。文部科学省の役人も来たといいます。滝川市には、そして教
育委員会には。しかし、そのご家庭にはお線香一本、あげなかった、弔問すら
しなかったといいます。

 責任がすべて文部科学省にあると言っているわけではありません。しかし、
すべて人の子ではありませんか。お線香一本あげる、そんな気持ちになれない
役人に、私たちは教育問題を論じてほしくありません。そのご家庭を訪問した
ときに、そんな思いを強くしました。

 教育基本法という教育の原点を論じるのであれば、いじめや、いじめによる
自殺の責任がどこにあるのか、教育現場の責任の所在を明記しなければ、教育
の法律とは言えません。それさえも書かれていないから、責任がたらいまわし
になる、これが現実です。

 責任所在が不明確であるという同じような環境のなかで、未履修問題も起き、
中学という義務教育の現場でも行われていたことが明らかになりました。にも
かかわらず、文部科学省の調査開始は11月まつだといいます。これはどうい
うことか。法案が衆議院を通過したあと、波が静かになったのを見計らって、
少しずつ段階的に調査するということでしょうか。これこそ隠蔽工作。私たち
は、こうした問題が教育基本法改正案に関わりがないとは到底思えません。少
なくとも、教育基本法を改めるというのであれば、こうした問題を未然に防ぐ
ことができる環境を法整備によって整えなければならないと主張してきました。

 さらには、やらせタウンミーティングの実態が明らかになりました。国民の
税金を使って、国民の心を買収した行為です。教育基本法改正案を成立させる
ために、税金を使って買収するなど、とんでもない話ではないでしょうか。

 60年に一度、あるいは100年に一度の改正といわれながら、価値がない
ものができあがってしまったとき、結局はわれわれ政治家が後世の方々に顔向
けできません。

 強行採決されてしまったことに誠に残念に思っています。しかし、私たちは
この悔しさをバネに、参議院でこの恨みを晴らして参ります。政治家の論理だ
けで申し上げるつもりはありません。徹底的に、国民のみなさまと向かい合い
ながら、議論を深めながら、もっとすばらしいものをつくっていくために力を
尽くして参ります。

<関連記事>
 
 国民の共感を呼びおこし、教基法成立阻止へ 4党共同で街頭演説(11/16)
 http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9258
 
 与党単独強行採決に抗議の集会 4党共同で教育基本法成立阻止誓う(11/16) 
 http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9257
  
 与野党国対委員長会談、物別れに終わる(11/16)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9254
  
 与党単独採決の教基法案は八百長の欠陥法案 会見で高木委員長(11/16)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9253

 与党単独で教育基本法改正を採決 野党4党が強く抗議(11/15)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9247
 
 野党4党、無責任な与党の教基法案単独採決に強く抗議(11/15)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9248
  
 鳩山幹事長、与党の教育基本法案単独採決に対して厳しく批判(11/15) 
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9246
 
 抗議のため全委員会出席を拒否決定 野党4党幹事長会談で(11/15) 
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9245
 
 野党4党、教基法改正の中身のある審議継続求める 会見で高木委員長(11/15)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9244
 

■トピックス
麻生外相の罷免要求への首相回答を再び求める

 11月13日夕、9日に申し入れた「麻生外務大臣の罷免要求」に対する回
答に対し、三点について行った以下の更なる申し入れに、塩崎官房長官から示
された回答は、なんと口頭による、拒否回答でした。
  民主党はじめ野党4党はこれを受けて、国是とする非核三原則を保持すべき
との立場から、再度回答を求めております。
 
 
内閣総理大臣
安倍 晋三 殿
                                    民主党幹事長    鳩山由紀夫
                                    日本共産党書記局長 市田 忠義
                  社会民主党幹事長  又市 征治
                  国民新党幹事長   亀井 久興


麻生外相罷免拒否回答に関する申し入れ

 昨13日夕刻、9日に申し入れた「麻生外務大臣の罷免要求」に対する回答
書を下村官房副長官からいただきました。

 私達は、以下の三点について、総理ご自身の明快な回答を求めます。

 第一に、閣僚の任免権は総理の権能であり、従って申し入れも総理宛になっ
ております。しかるに、「罷免の要求に応じる必要はないと考えている」とい
う回答書は官房長官名で出されています。これは、野党四党の申し入れに、総
理が答える必要がないとのご判断か、閣僚の任免権を官房長官に委ねられたの
か、総理からお答えを頂きたい。

 第二に、申し入れ書を下村官房副長官に預けた際、「総理に手渡し、お伝え
します」とされました。しかるに昨日、官房副長官は私達に回答文を届けた後
に記者の質問に、「特に直接この件では話していないが、総理も了解している
内容だ」と答えられたと仄聞しています。この発言は、申し入れ書を総理に手
渡すこともなく、伝えることもなく、回答も総理から示されたものではないこ
とを意味します。これは事実か、総理の明確な回答を求めます。

 第三に、麻生外相の「核政策の変更の議論」を促す再三の発言は、閣僚の公
式発言として大変に重い発言です。安倍総理は、党首討論においてこの発言を
擁護し、容認する姿勢を示され、外相の罷免も官房長官が拒否されました。「非
核三原則を堅持」と言いながら、閣内の核政策変更議論を容認することは明ら
かな矛盾であり、麻生外相は罷免に値します。安倍総理自身、安倍内閣全体が
核政策変更議論を容認し、促進するかの疑念を内外に与えています。総理は、
本当に麻生外相発言を容認、放置し、各閣僚の内閣方針に反する発言は自由と
されるのか、総理の明確な回答を求めます。


<関連記事>

麻生外相罷免拒否回答に関して官房長官に申し入れ 野党4党(11/14)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9239
 
 高木国対委員長、河野衆院議長へ核議論問題について改めて申し入れ(11/14)
    http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9238

 外相罷免要求拒否 再度罷免申し入れへ 野党4党幹事長会談(11/13)
    http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9233
 
 民自国対委員長会談を開催、高木委員長、会見で経緯を報告(11/10)
    http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9224


■喜びの声!

福島県知事選で民主党推薦・佐藤雄平候補 自公推薦候補破り当選

 地方から政治をかえる闘いのひとつである福島県知事選挙が11月12日に
投開票され、民主党公認の佐藤雄平前参議院議員が、自民・公明推薦候補を10
万票もの大差をつけて破り、当選。次なる、沖縄県知事選挙、福岡市長選挙に
弾みをつけました。

<関連記事>
 
 「佐藤雄平前参院議員の勝利を喜びあいたい」高木国対委員長(11/13) 
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9232
 
 福島県知事選で民主党推薦・佐藤雄平候補大勝利 自・公推薦候補破る(11/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9231
 
 福島県知事選挙結果を受けて(談話)(11/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9230


<テキスト>

 ●国会の動き・質疑
  
 衆院教育特 牧議員「教育は国政の中心」公聴会で民主党案示し(11/15) 
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9252 
  
 参院本会議 島田議員、感染症予防法改正案めぐり厚労相に質問(11/15) 
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9243
  
 衆院教育特 松原、前原、藤村、古賀議員、教基法改正のあり方質す(11/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9241  
   
 衆議院本会議 少年法厳罰化は慎重に 平岡秀夫NC法務大臣が(11/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9195
    
  参院本会議  若林議員、パロマ事故などの責任と対策を質す(11/10)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9152


 ●党の動き
 
  心を一つに沖縄・福岡・参院選勝利へ 羽田最高顧問が代議士会で訴え(11/16)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9255
  
 次の内閣 日本国教育基本法案の関連法案等について協議(11/15)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9250

 信託法案に対する修正案の概要(11/15) 
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9206
   
 分権・自治、政治・行政改革の分野まとまる 政権政策委員会(11/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9242
  
 党憲法調査会総会で新役員体制などを確認(11/14) 
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9234

 
 ●幹部会見・活動・発言
  
 小沢代表が嘉田滋賀県知事と面談 自然保護などで意見交換(11/15)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9249
    
 高木国対委員長、再び麻生外相の罷免要求する方針示す(11/14) 
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9235
 
  教基法改正案の強引な成立は断じて許さない 会見で鳩山幹事長(11/10)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9225


<ビデオ>

 鳩山由紀夫幹事長 記者会見(11/10)

   300k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20061110hatoyama_v300.asx

   56k
   http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20061110hatoyama_v56.asx


■談話・声明
  
 和歌山県知事の逮捕を受けて(コメント)(11/15)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9251
  
 日・フィリピン経済連携協定(看護師・介護福祉士の受入れ)にあたって(11/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9240

 
■その他

 難病対象者縮小問題で家族らと反対集会  党難病対策推進議員連盟(11/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9236

■お知らせ!
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たします。ご了解ください。


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