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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第283号 2006年12月14日
編集・発行/民主党広報委員会

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■目次
【ハイライト】教基法改正案を与党が強行採決。法案成立阻止へ
       内閣不信任案の提出をはじめ、あらゆる手段を講じます
【トピックス】プラトン1周年シンポジウムを開催
       政治家が歴史を学ぶことの重要性を再認識
【談話・声明】平成19年度税制改正について、ほか
【お知らせ!】「プレス民主」1月19日発行号にご期待ください


<ハイライト>

教基法改正案を与党が強行採決。法案成立阻止へ
内閣不信任案の提出をはじめ、あらゆる手段を講じます

 12月14日午後に再開された参議院教育基本法に関する特別委員会で、わが
党の蓮舫議員をはじめとする野党議員の質疑の終了を受け、与党側は動議を提出。
民主党はじめ野党が委員長席に詰め寄るなか、与党は採決を強行しました。

 いじめ、未履修、やらせタウンミーティングなどの諸問題が全く解決されない
状況のままでの強行採決は、まさに自民・公明両党の暴挙というほかありません。
教育基本法改正は子どもたちの未来を左右する、まさに国の根幹に関わる問題。
民主党はかねてから十分な議論が必要との主張を繰り返し、まだまだ審議は不十
分だとして、今国会での成立は見送るべきと訴えてきました。
 
 野党4党は同日夜に国会内で幹事長・書記局長会談を開催。強行採決に対し、
4党が強い憤りを持って抗議すること、衆議院への内閣不信任案の提出をはじめ、
衆参の連携のもとであらゆる手段を講じ、教育基本法改正案の成立を阻止するこ
とを確認しました。

<関連記事>

 内閣不信任案提出へ 野党4党が幹事長会談で方針を確認(12/14) 
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9387

 参院教育特 与党、教育基本法案の採決を強行(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9383

 参院教育特 蓮舫議員、やらせ質問報告書に対し厳しい追及展開(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9382

 参院教育特 教基法、やらせTM問題など質疑 櫻井・神本議員(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9376

<トピックス>

プラトン1周年シンポジウムを開催
政治家が歴史を学ぶことの重要性を再認識

 公共政策プラットフォーム「プラトン」http://www.platon-web.net/(代表理
事:藤井裕久前衆議院議員)の設立1周年記念シンポジウムが11月13日夜、
都内で開催されました。鳩山由紀夫幹事長が挨拶を行った後、飯尾潤政策研究大
学院大学教授をコーディネーター兼パネリスト、岩見隆夫毎日新聞社特別顧問、
宮台真司首都大学東京准教授、藤井裕久代表理事をパネリストとして、歴史を学
ぶことの重要性などについて活発な議論が展開されました。

 飯尾教授は政党関係者がシンクタンクに期待することは、国会での追及の材料
を用意しろといったことになりがちだが、その役割はもう少し深いところがある
と指摘。いずれ政権をとる民主党にとって、血となり肉となるような知恵を用意
していくものだとの考えを示しました。

 「政治家が歴史を学ぶことをどう考えるか」との飯尾教授の問いに、岩見特別
顧問はまず、「与野党を問わず、必要に応じて歴史の断面を語ることはあるが、
とても歴史観というには至っていない」と指摘。特にリーダーの戦争認識が気に
なるとして、福田赳夫元首相の著書『回顧九十年』、宮澤喜一元首相の著書『戦
後政治の証言』や安倍首相の著書を例に、歴史認識をあまり語りたがらない傾向
があるとしました。「歴史を直視する」「戦争観を語る」ことは、政界では邪魔
になりこそすれ、役に立たない。むしろうっかりしゃべってレッテルを貼られる
のは避けた方がいいというのが、政治家の一般的な傾向だと分析しました。
 
 そうした傾向があるなか、2005年6月に民主党が「日本の近現代史調査会」
を設置し、有識者からの講演を受けて日本の近現代史を再検討し、その結果を今
後の政治に活かそうとしていることについて、「画期的というより政党史上初め
てで、仙谷由人議員が主張しているが、歴史を学ぶ政治家を輩出しようとしてい
ることは、非常に結構なことだ」とも語っています。

 藤井代表理事は、自ら経験した戦争体験を語りつつ、「そうした経験から、二
度とこんな社会をつくってはいけないと感じ、生きながらえたらこういう社会を
二度とつくらないようにしたいと考えた」と表明。同時に、社会の悲惨さを訴え
るのもいいが、悲惨さの原因は何かということを掘り下げることを重視してきた
との認識を示しました。

 また、「戦争を知っている人間が社会の中核である限り、日本は安全だ。戦争
を知らない人間が出たときに問題だ」、「しかし戦争を知らない世代になっても、
勉強してもらえばいい」語った田中角栄元首相の言葉を紹介。合わせて岩見特別
顧問の指摘を引用し、安倍総理が1954年の生まれ、中川自民党政調会長は53
年生まれであるように、サンフランシスコ講和条約を締結した52年以降の「独
立後世代」に政治の担い手が移っている現状を受け止め、そうした世代に勉強し
てもらわないといけないと思っていたとも語りました。

 「日本の過去はみんな正しかった」とする偏狭なナショナリズムも、「日本の
過去はみんな暗黒だった」とするマルクス的な歴史観も、歴史的事実を歪曲し結
論を先に出すことで類似しているとし、排除されるべきだとも藤井代表理事は厳
しく指摘。歴史を学ぶことは歪曲ではなく、客観的に史実をみることだとして、
その重要性を浮き彫りにしました。
 
 こうした認識に基づき会合を重ねてきた「日本の近現代史調査会」は、議論し
た内容を本にまとめました。15日刊行で一般書店にも並ぶ予定です。購入ご希
望の方は、中央公論新社http://www.chuko.co.jp/か書店にお問い合わせください。
 
『歴史をつくるもの』(上・下)
 (藤井裕久・仙谷由人監修、公共政策プラットフォーム編)
  いずれも2600円(税抜)
  上巻執筆者:坂野潤治(東大名誉教授)、三谷太一郎(東大名誉教授)
  下巻執筆者:五百旗頭真(防衛大学校学校長)、伊藤正直(東京大学教授)、
        瀧井一博(兵庫県立大学教授)、小倉和夫(国際交流基金理事長)
 
<関連記事>

 歴史を学ぶことの重要性指摘 プラトン1周年シンポジウム開催(12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9371


<テキスト>

●国会の動き・質疑

 衆院憲法特で国民投票法案修正案の基本方向を提案(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9379

 カネミ油症被害者の抜本的救済へ 特別給付金支給法案を提出(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9378

 青少年の健全育成にむけ 携帯電話有害サイト接続制限法案提出(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9377

 衆院教育特 中井・川内・高井各議員が教基法で首相らと質疑(12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9368

 野党国対委員長会談で終盤国会対応を協議 今後も断続的に開催(12/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9366


●党の動き

 前文を追加、年金以外の部分も修正し議論 全議員政策懇談会(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9386
 
 次の内閣 平成19年度税制改正についての中間報告など議論(12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9370

 交通基本法案について(12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9384

 表現等を修正することで一致 政権政策委員会(12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9372

 格差是正に向けたワークルールの確立を 連合から要請受ける(12/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9365

 新たな提案受け、議論を続行 全議員政策懇談会(12/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9364

 全議員政策懇談会での議論受け、政権政策委員会で協議(12/08)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9354


●幹部会見・活動・発言
 
 やらせ質問のTMはやり直しをすべき 菅代表代行、会見で(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9380

 緊張状態の参院を支援しあらゆる事態に対応を 高木国対委員長(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9375

 野党共闘を大事に衆参連携して終盤国会に対応 高木国対委員長(12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9369

 会期延長許さず、教基法政府案成立を阻止する 輿石参院会長(12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9367

 鳩山幹事長、中国人民外交学会一行と政党間外交の重要性確認(12/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9363

 基礎年金の財源は全額税負担で 会見で小沢代表(12/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9361

 参院選候補擁立に全力を 小沢代表が要請(12/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9360

 闘う民主党として国民の期待に応える 国対役員会で高木委員長(12/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9359

 民主党が今の政治の流れをまともな方向に 菅代表代行、函館で(12/09)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9357

 小沢代表ら、宋健中日友好協会会長一行の表敬訪問受ける(12/08)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9355

 共謀罪の成立めざす与党の動きを批判 鳩山幹事長、会見で(12/08)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9353

 久間発言など閣僚発言の不一致問い質す 会見で高木国対委員長(12/08)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9352

 国会最終日まで気を緩めず、慎重に審議を 総会で輿石参院会長(12/08)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9351


<ビデオ>

 小沢一郎代表 記者会見(12/12)

 300k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20061212ozawa_v300.asx
 56k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20061212ozawa_v56.asx


 菅直人代表代行 記者会見(12/14)
 
 300k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20061214kan_v300.asx
 56k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20061214kan_v56.asx


 鳩山由紀夫幹事長 記者会見(12/08) 

 300k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20061208hatoyama_v300.asx
 56k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2006/20061208hatoyama_v56.asx


■談話・声明

 平成19年度税制改正について(談話)(12/14)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9385

 民主党介護保険への緊急提言(12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9381

 政府による児童手当の乳幼児加算について(コメント)(12/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9362


<お知らせ!>
党機関紙「プレス民主」1月19日発行号にご期待ください

 民主党発行の「プレス民主」では、1月19日発行号より「地域の民主党」と
いう紙面を設け、有権者のみなさまにもなかなかお伝えできない地域における民
主党の活動の様子を、都道府県連・総支部発で情報発信していきたいと考えてお
ります。

 党員の方々だけでなく、一般の方々もご購読いただけますので、ご関心をお寄
せいただける方は党HP http://www.dpj.or.jp/の「各種申込み」にある「機関紙
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