┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007年政治決戦に勝利し、「生活維新」実現 ――人が、暮らしが、豊かな国へ―― ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 民主党メールマガジン DP-MAIL 第287号 2007年1月11日 編集・発行/民主党広報委員会 民主党ウェブサイト:民主党の最新情報はこちらから http://www.dpj.or.jp 第21回参議院議員選挙 民主党公認候補者一覧 http://www.dpj.or.jp/sangiin_member_list.html 次期総選挙 民主党公認候補内定者一覧 http://www.dpj.or.jp/member/dpjmember.cgi?indication=s&sc=m2 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【ハイライト】「美しい国」よりも「生活維新」 来るべき参院選は日本の将来を決定づける大事な選挙 日本の政治を変えるべく全力で闘います 小沢一郎代表 【お知らせ!】民主党機関紙『プレス民主』が変わります <ハイライト> 「美しい国」よりも「生活維新」 来るべき参院選は日本の将来を決定づける大事な選挙 日本の政治を変えるべく全力で闘います 小沢一郎代表 小沢一郎代表は1月7日に放送したNHK「日曜討論」で、2007政治決戦勝 利に向け、民主党がどう闘って行くかについて語っています。司会者とのやりとり 要旨は下記の通りです。 ○参議院選挙で与野党逆転に追い込む自信は? 小沢代表:今度の参議院選挙は、日本の将来を決定づける選挙になると思っていま す。私の個人的な問題だけではなく、日本の今後の政治がどうなるのか、あるいは 日本に議会制民主主義が本当に定着できるのだろうかという意味合いから、日本に 残された時間はもうありませんので、非常に大事な選挙になります。この選挙で政 治を変えなくてはいけません。そういう意味で私は全力投球をして参りますし、現 在の自公政権にストップをかけることは十分に可能だと思っています。 ○一気に衆議院解散まで追い込むことになるか? 代表:最終的には衆議院の総選挙で決着をつける以外にありません。しかし日本は 二院制ですから、衆議院の最終的な優位性は認められていますが、片方が過半数割 れになった途端、政府・与党は政権運営ができなくなります。その時点でどうなる かは分かりませんが、われわれが過半数を占めれば、自民党は壊滅的な打撃を受け るだろうし、またわれわれが過半数を得られなければ、われわれにとっても大変な 痛手になるだろうと思います。しかしいずれにしても、今のままでは済まない状況 になると考えています。 司会:どちらにとっても生きるか死ぬかの選挙だということですね。 代表:そう思います。 司会:結果次第では民主党にとっては大変厳しい選挙だということでもありますね。 代表:そう思います。ただ、自民党・民主党というレベルではなくて、日本の将来 にとっても、国民・主権者の選択として、本当に大事な選挙になるだろうと思って います。 ○安倍政権の問題点をどう見るか? 代表:安倍さん個人云々ではなくて、自民党・公明党の連立政権、特に小泉政権の 5年数カ月は、まさに弱者切り捨て、強者の論理で政権運営をしてきたと思います。 安倍政権はその小泉政治を継承すると言っているわけですから、強い者が生き残れ ばいいというその基本的な政治の考え方は変わっていないわけです。そういう意味 で、私は何としてもこれをストップさせなければいけないと思っています。同時に、 安倍政権は小泉政権と比較してみても、わずか3カ月しか経っていないのに、佐田 行政改革担当大臣が辞任しなければならない状況に陥ったり、本間政府税調会長が これまた不見識なことで辞任しました。その他の国務大臣に関するマスメディアの 報道もいろいろありますし、成立してわずか3カ月という内閣にとっては、ちょっ とお粗末すぎるという気がしております。 ○安倍政権の評価できる部分は? 代表:中韓の関係改善。訪問できたというだけで関係改善と言えばその通りでもあ りますが、この点は内閣が代わったことによるプラス面といえるでしょう。ただ、 その後、中国の方と話す機会がありましたが、日中の友好は維持したいが、今後の 安倍内閣の行動をとにかく見守るという程度にしか評価しておらず、本当の中韓友 好・信頼関係ができたとまでは思っていないようでした。そういう意味で、本当は これからが大事で、安倍さんが自分自身の考えに基づいて戦略を立てて実行してい かなければならないということです。しかし、今のところ、総理のなる前の勇まし い安倍さんがさっぱり見られなくなっちゃって(笑)、あちこちの顔色を伺いなが ら妥協をしているというようにしか見えませんね。 ○相次ぐ閣僚らの辞任、責任追及は? 代表:福井日銀総裁の問題も、私はあまりにも不見識だと指摘したのですが、本間 政府税調会長の件も不見識すぎますし、佐田大臣の場合は、説明も全く意味不明で、 どういう形で政治資金報告書を作成したのか、わかりませんでした。この点につい ては、総理大臣を筆頭にきちんと国会で事実関係を報告すべきです。 ○復党問題で支持率が低下した自民党は改革政党といえるか? 代表:総理になる前の安倍さんは良い悪いは別にして、自分の考えをかなりストレ ートに色々話していました。それが総理になった途端、周囲を気にして、自分の考 えを言わなくなりました。支持率低下は、こうした点への国民の失望があるのでは ないかと思います。復党問題がきっかけと言えばきっかけですが、これはやはり安 倍総理自身の明確な考え方が示されないままに、ただ何となく選挙で不利じゃない なとかいうことで妥協してしまっているところが国民の不信感を買っているのでは ないかと見ています。 ○民主党が「政治とは生活である」「生活維新」と、生活を強調している意図は? 代表:特に今そのことを強調しているのは、先ほども申し上げたように、自公政権、 中でも小泉政権の下で、市場主義、競争原理が全面に出て、競争で勝ち抜いた者が 生き残ればいいんだというような政治の姿勢・考え方が、強く全面に出されたこと に危機感を覚えるからです。すべて「自由」「競争」に任せていたら、まさに弱肉 強食で、強い奴しか生き残らない、弱い奴は死んでも仕方がないというところに行 き着いてしまいます。それでは国・社会を運営していけません。多くの人が安定し て、安心して暮らしていけるような仕組み、僕らはセーフティ・ネットと呼んでい るのですが、これは何も社会保障、年金や医療の問題だけではなくて、雇用、農業、 或いは大企業と零細企業との関係にあっても、みんなが生き残って、食べていける ような、そういうシステムをきちんとつくった上での自由競争でないと、本当に世 の中がメチャクチャになってしまうと考えています。そういう意味で、美しい国と いうのも何も悪いことはありませんが、今そんな言葉で遊んでいる時代ではないと われわれは考えます。国民の生活を守るのが政治の要諦、務め。ですから今、多く の人の生活が非常に厳しくなっている状況を前にして、本来の政治の役割をわれわ れは自覚し、「政治とは生活である」「生活維新」を訴えていきたいと思っている わけです。 ○「格差是正国会」と位置づける通常国会では自民党との違いをどう見せるか? 代表:年金の改革案も、党内でいろいろと議論はありましたが、最終的に決定しま した。農政についても、このままだと自由貿易がどんどん拡がって、農家の今後が どうなっていくか心配な状況にあります。ですから民主党は、個別の所得補償とい うセーフティ・ネットをつくった上で、自由化を進めていくべきだと考えています。 食料自給率向上につながる穀物などの生産者が安心して農業を続けていけるように、 所得保障を打ち出しているわけです。それから雇用についても、対策を講じていき ます。現在、失業率が減ったと言われていますが、全体の3分の1が非正規社員、 俗に言えばパートやアルバイトの方々です。これは景気がちょっとでも悪くなれば みんな切り捨てられるという話ですから、こういう形は好ましくないと僕は思って います。非正規社員の割合を決めるべきだと考えていますし、非正規社員も正規社 員と同様に、給料も社会保険もきちんと払っていくべきです。そういう仕組みを、 基本法の形で通常国会に提出していければいいと思っています。いずれにしろ、国 会でも、或いはそれぞれの地域でも訴えて参ります。 <関連記事> 国民の生活を守るのが政治の要諦」小沢代表、討論番組収録で(01/05) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9448 <テキスト> ●幹部会見・活動・発言 格差是正「真正面から取組み論戦進める」菅代行、記者会見で(01/11) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9456 『格差是正国会』と銘打ち通常国会の論戦に臨む 菅代表代行(01/11) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9455 2007年政治決戦に向け、結束して本格始動(01/05) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9447 小沢代表、連合新年交歓会に出席(01/05) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9449 民主・中国共産両党交流協議機構設置を表明 会見で鳩山幹事長(01/09) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9453 <ビデオ> 菅直人代表代行 記者会見(01/11) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070111kan_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070111kan_v56.asx 鳩山由紀夫幹事長 記者会見(01/09) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070109hatoyama_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070109hatoyama_v56.asx <お知らせ!> 民主党機関紙『プレス民主』が変わります 1月19日発行号から党機関紙『プレス民主』が変わります。発行回数は月2回 (第一・第三金曜日)で現在のA4判からタブロイド判8ページとなり、紙面に党か らのメッセージを強く打ち出すとともに、地域に根ざした政党を基盤づくりのため に、それぞれの地域での活動記事、有権者の皆さまからの「声」のコーナーなどに 紙面を割いていきます。ご期待ください。 党員登録をされた方には機関紙をもれなくお届けいたします。党員にはならない が、年間購読をご希望くださるという方は民主党ホームページの「各種申込み」の 「機関紙『プレス民主』購読申込み」ページhttp://www.dpj.or.jp/info_book.html からお手続きいただけますので、ご確認ください。 ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党広報委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を info@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2003 民主党