┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007年政治決戦に勝利し、「生活維新」実現 ――人が、暮らしが、豊かな国へ―― ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 民主党メールマガジン DP-MAIL 第294号 2007年3月1日 編集・発行/民主党広報委員会 民主党ウェブサイト:民主党の最新情報はこちらから http://www.dpj.or.jp 第21回参議院議員選挙 民主党公認候補者一覧 http://www.dpj.or.jp/sangiin_member_list.html 次期総選挙 民主党公認候補内定者一覧 http://www.dpj.or.jp/member/dpjmember.cgi?indication=s&sc=m2 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【ハイライト】格差是正に向け、格差是正緊急措置法案を 衆議院に提出しました 【トピックス】党機関紙『プレス民主』でも格差の現状を指摘 下がる給与 広がる格差。東京と青森で月額15万円もの差 【情報を求む】粉飾告発 ホットライン ■ハイライト 格差是正に向け、格差是正緊急措置法案を 衆議院に提出しました 民主党は3月1日夕、雇用格差是正などを柱とした「格差是正のための緊急措置 等に関する法律案」(格差是正緊急措置)を衆議院に提出しました。 格差是正プロジェクトチーム顧問として、格差是正の議論に積極的に臨んできた 菅直人代表代行が同日の会見で発言したように、民主党は今国会を格差是正国会と 位置づけ、是正にむけた措置を早急に講じるべく、取り組んできました。 同時に政府に対し、現状を直視した政策を講じるよう、強く求めてきました。し かし、安倍首相はあくまでも格差を認めず、格差問題をテーマとした衆議院予算委 員会での集中審議に至っても逃げの答弁に終始しました。 2月28日の『次の内閣』閣議後の記者会見で松本剛明政調会長は法案について、 党として格差是正に向けた取り組み10項目を挙げた上で、「緊急性の高いもの、 法案化可能なものに絞込みとりまとめた」と説明。(1)最低賃金引き上げ(2)同 一価値労働・同一賃金(3)非正規社員の正社員化の促進(4)募集・採用時の年 齢差別禁止(5)児童扶養手当の縮減の見直し(6)障害者自立支援制度の抜本見 直し(7)公的年金控除拡充・老年者控除復活――の7項目がそれです(法案詳細 については下記の関連記事をご参照ください)。法案では安倍内閣に対して緊急行 動計画の策定も求めています。 格差是正は言うまでもなく国をあげて取り組まなければならない重要な課題です。 菅代表代行は会見でまた、議論は入り口にすぎず、法案提出は本格的な論争の始ま りだとして、議論を深めるためにも、衆・参両院で格差問題を扱う特別委員会の設 置を与党に求めていく考えを表明しました。 法案提出を機に、格差が拡大している現実を直視しない政府に対し、民主党はよ り一層強く議論を挑んで参ります。 <関連記事> 格差是正緊急措置法案を衆議院に提出(03/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9681 格差の議論はまだ入り口 特別委の設置を与党に求める 菅代行(03/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9683 次の内閣 「格差是正緊急措置法案」をとりまとめ(02/28) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9674 格差是正は緊急の課題 小沢代表、滋賀県の会見で (02/27) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9673 格差是正PT 格差是正緊急措置法案提出へ骨格まとめる (02/27) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9671 ■トピックス 党機関紙『プレス民主』でも格差の現状を指摘 下がる給与 広がる格差。東京と青森で月額15万円もの差 (『プレス民主』3月2日号掲載記事) 厚生労働省が平成18年賃金構造基本統計の都道府県別速報を2月9日に発表した。 5年前の2001年と比較し、給与が上がっているのは、東京、宮城、群馬など 9県のみで後は押しなべて下がっている。最も下がっているのは、沖縄で2万12 00円も下がっている。最も高い給与は東京都で月額37万5000円、最も低いの は青森県で22万1700円となっている。実に15万円も東京都と青森県では賃金に 差がついている。 5年前と比較すると、第1位は東京で変わりなく、5年前より5100円が上昇 しているが、青森県では1万2600円も下がっている。また、5年前の最下位は 宮崎県で23万2100円だが、昨年の最下位の青森県は22万1700円で、東京都 との差は13万7800円から2万円近く拡大している。 また、男女別給与からは、相変わらず全県でほぼ男性の3分の2の給与しか女性 には支払われていない実態が明らかになっている。 三井辨雄ネクスト厚生労働大臣は、「この調査からも分かるように、格差は確実 に広がっている。また、給与が下がり続けていることも明らか。民主党は、格差の 是正、最低賃金などを上げることで安心・安定の社会を作り出していく」と話して いる。 <所定内給与額の5年前との比較>男女計 単位千円 ※所定内給与・・・支払われた現金給与のうち、超過労働給与(残業代)を差し引いた もので、所得税等を控除する前の金額。 2006年 2001年 差 北海道 256.1 268.8 -12.7 青森 221.7 234.3 -12.6 岩手 235.8 242 -6.2 宮城 292.8 279.1 13.7 秋田 237 245.6 -8.6 山形 241.2 245.3 -4.1 福島 259.7 264 -4.3 茨城 297.7 306 -8.3 栃木 284.7 297.1 -12.4 群馬 293.8 288.6 5.2 埼玉 290.1 310.5 -20.4 千葉 304.7 316.1 -11.4 東京 375 369.9 5.1 神奈川 332.5 337.3 -4.8 新潟 257.4 265.5 -8.1 富山 266.2 274.1 -7.9 石川 268.4 275.9 -7.5 福井 264.8 271.9 -7.1 山梨 288.1 291.5 -3.4 長野 277.7 282.5 -4.8 岐阜 282.4 281.8 0.6 静岡 293 295.1 -2.1 愛知 312.7 317.9 -5.2 三重 291 298.3 -7.3 滋賀 292.5 304.9 -12.4 京都 300.8 308.1 -7.3 大阪 320.8 334.5 -13.7 兵庫 305.8 314.1 -8.3 奈良 291.2 303.2 -12 和歌山 276.9 273 3.9 鳥取 254.7 258.7 -4 島根 235.1 249 -13.9 岡山 269 281.7 -12.7 広島 279.2 293.6 -14.4 山口 272.6 277 -4.4 徳島 271.1 265.6 5.5 香川 276.8 281.8 -5 愛媛 263.6 263.1 0.5 高知 256.3 263.1 -6.8 福岡 277.7 295.5 -17.8 佐賀 245.9 248.7 -2.8 長崎 245.8 248.4 -2.6 熊本 245.9 244.5 1.4 大分 254.5 254.5 0 宮崎 227.9 232.1 -4.2 鹿児島 245.7 240.6 5.1 沖縄 222.6 243.8 -21.2 (厚生労働省賃金構造基本統計 速報 集計は10人以上の常用労働者を雇用する民営事業所4万6000事業所) (「プレス民主」を購読ご希望の方は http://www.dpj.or.jp/info_book.htmlからお手続きください) ■参院補選 統一地方自治体選へ 増子輝彦候補(参院補選福島選挙区)に公認証 鳩山幹事長が激励 (02/27) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9668 福岡県知事選候補 稲富氏が小沢代表を表敬訪問 (02/26) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9669 <テキスト> ●国会の動き・質疑 衆院予算委 民主党の格差是正策示し、見解問う 松本政調会長(03/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9680 衆院予算委 民主党案こそ農業の担い手育てる 篠原議員(03/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9679 衆院予算委 格差拡大の認識を改めて問う 岩國議員(03/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9678 財務金融委の正常化を確認 民主・自民国対委員長会談で (02/26) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9665 衆院予算委 現状を正しく認識せよと迫る 川内博史議員(02/23) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9661 衆院予算委 雇用は政治が保障しなければならない 原口議員(02/23) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9660 衆院予算委 枝野議員「安倍政権では格差是正改革は進まない」(02/23) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9659 ●幹部会見・活動・発言 野党共闘で政権交代へ 小沢代表、富山県の会見で(03/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9684 格差の議論はまだ入り口 特別委の設置を与党に求める 菅代行(03/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9683 高木委員長、予算案の審議続行を求める 会見で(03/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9677 鳩山幹事長、モンゴル国大統領と会談 (02/27) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9670 小沢代表、滋賀県琵琶湖・沖島で漁業関係者と懇談 (02/27) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9672 羽田最高顧問、台湾の施明徳(元民進党主席)と意見交換 (02/26) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9664 篠原・農林漁業再生本部事務局長、成田で民主党農政を講演 (02/26) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9666 国会正常化に向けて与党の善処策求める 高木国対委員長(02/23) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9662 鳩山幹事長、放送法改正の動きをけん制 記者会見で(02/23) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9657 ●党の動き 政治資金透明化へ 規正法改正案了承 拡大政治改革推進本部(03/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9682 党障がい者政策推進議連、現場の声に耳を傾ける (02/26) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9667 <ビデオ> 菅直人代表代行 記者会見(03/01) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070301kan_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070301kan_v56.asx 鳩山由紀夫幹事長 記者会見(02/23) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070223hatoyama_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070223hatoyama_v56.asx ■情報を求む <粉飾告発 ホットライン> ──あなたがお持ちの情報をお寄せください―― 大切な国民のお金を守り、また海外からの資金を呼び込み、日本経済を発展させ るためには、資本市場が健全であること、すなわち、大前提として企業会計にうそ がなく、国民や投資家が安心して投資できる環境づくりが欠かせません。 しかし、現在問題になっている日興コーディアルグループの粉飾決算問題や他に も実質債務超過といわれている企業があるなど、まだまだ多くの問題が山積してい るのが現状です。 そこで民主党では、粉飾決算など国民・投資家を欺く事例研究を行うとともに、 国会の場で問題を指摘・修正を求めることにより、問題のある企業の会計を健全化 し、健全な資本市場を構築することを目的に、「企業会計健全化チーム」を設置し ました。 同時に、広く情報を収集するために、「粉飾告発ホットライン」を設けました http://www.dpj.or.jp/funshoku_hotline.html。不正会計や粉飾決算を指摘し、国 会での議論に活かすことによって、日本の企業会計に対する信頼感を回復しようと いう試みです。 情報を電子メールかFAXでお寄せください。→メール:funshoku@dpj.or.jp (情報提供者の秘密は固く守ります) FAX:3503−3870 ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党広報委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を info@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2003 民主党