┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2007年政治決戦に勝利し、「生活維新」実現 ――人が、暮らしが、豊かな国へ―― ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 民主党メールマガジン DP-MAIL 第306号 2007年5月31日 編集・発行/民主党広報委員会 民主党ウェブサイト:民主党の最新情報はこちらから http://www.dpj.or.jp 第21回参議院議員選挙 民主党公認候補者一覧 http://www.dpj.or.jp/sangiin_member_list.html 次期総選挙 民主党公認候補内定者一覧 http://www.dpj.or.jp/member/dpjmember.cgi?indication=s&sc=m2 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/apply/dpmail/ ■目次 【ハイライト】被害者すべての救済を目指し、民主党は 引き続き年金の問題を重視していきます 【トピックス】「挙証責任は国民ではなく政府・社会保険庁に」 党首討論で小沢代表は繰り返し主張しました 【代表が語る】消えた年金問題をめぐり、「挙証責任は政府に」との見解を代表示す 【談話・声明】衆議院厚生労働委員会の強行採決について(コメント)(05/25) ほか 【お知らせ!】「消えた年金記録」情報募集中 ■ハイライト 被害者すべての救済を目指し、民主党は 引き続き年金の問題を重視していきます 衆議院厚生労働委員会で30日、「年金時効停止特例措置法案」がたった4 時間の審議だけで強行採決され、与党の賛成多数で可決しました。民主党の粘 り強い追及によって明らかになった「消えた年金記録」問題による被害者のご く一部の救済策として、与党が議員立法として、まさに一夜漬け、にわか作り で提出してきた法案です。 そして31日、衆議院本会議で、社会保険庁改革関連法案といっしょに審議 が行われ、延会ののち、6月1日未明、与党の賛成多数で可決。衆議院を通過 してしまいました。 民主党はじめ野党は、31日の衆議院本会議では逢沢議院運営委員長解任決 議案、櫻田厚労委員長の解任決議、柳澤厚労大臣の不信任決議を次々に提出し て、与党の数の横暴による強引な委員会運営に異議を唱えるとともに、「民主 党案が潜在的被害者を含め、すべての被害者救済の実現が可能であるのに対し、 与党案では、すべての被害者救済にはつながらないこと」「被害者救済には徹 底調査が必要であり、立証責任を被害者に負わせるのでなく社会保険庁・国へ 転換することが必要であること」「与党案で記録の調査・訂正を行うとしてい る『第三者機関』の不透明さを改め、法的根拠を明確にすること」「法案の実 効性を高めるには『閣法』であるべきところ『議員立法』としたことの政府与 党の無責任な逃げの姿勢」などを指摘。与党案の審議の不十分さを繰り返し主 張し、法案成立阻止に向け、深夜までの国会論戦を通じて徹底抗戦を繰り広げ ました。 与党が真剣に被害者の救済を考えるなら本来、実効性のある民主党の「消え た年金記録被害者救済法案」の審議こそを優先すべきだったのです。 成立した与党案では被害者救済に繋がらない以上、30日の党首討論後の会 見で小沢一郎代表が発言したように、国民にとって年金問題は切実で大事な問 題だとの認識に改めて立ち、この問題を民主党は引き重視していきます。 <関連記事> 国民サイドに立った主張は理解・支持を得られる 本会議後に代表(06/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10116 強行採決乱発からは政権末期の断末魔の声が聞こえる 鳩山幹事長(06/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10117 衆院本会議 社保庁、時効特例法案で反対討論 園田、菊田両議員(06/01) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10115 衆院本会議 柳澤厚労相の不信任決議で長妻、郡議員が登壇(05/31) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10111 衆院本会議 2度の強行採決に出た櫻田厚労委員長の解任求める (05/31) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10113 衆院本会議 議院運営委員長解任決議案審議 (05/31) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10111 衆院厚労委 実態隠しての救済はありえない 長妻議員 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10102 衆院厚労委 与党またも強行採決 年金時効特例法案 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10100 衆院厚労委 年金保険料納付証明の責任明確化求める 山井議員 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10098 衆院厚労委 にわかづくりの与党案の不備を指摘 内山議員 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10097 衆院厚労委 山井議員、桜田委員長の不信任動議を提出 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10093 衆院厚生労働委員会で社会保険庁改革法案強行採決 (05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10079 衆院厚労委 年金記録突合作業の期限示すよう迫る 長妻議員 (05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10078 衆院厚労委 国民の声を紹介、年金財政見通し質す 内山議員 (05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10077 衆院厚労委 消えた年金記録被害者救済を首相に迫る 山井議員 (05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10075 ■トピックス 「挙証責任は国民ではなく政府・社会保険庁に」 党首討論で小沢代表は繰り返し主張しました 小沢一郎代表は30日、国会内で安倍首相との党首討論を行いました。 「消えた年金記録」問題の被害者すべての救済に真摯に取り組むのが政治の 役割との認識のもと、小沢代表は「挙証責任は政治が負うと解釈していいのか」 「挙証責任を国民に押しつけたのでは何ら変らない」――と安倍首相に対して 繰り返し主張。「本来受け取るべき年金受給を実現するために必要な証拠を示 すのは被害者本人ではなく、政府、社会保険庁ではないかと指摘し、「挙証責 任」を明確にするよう首相に迫りました。 しかし首相はあくまでも「挙証責任」には触れずに、明言を避け続けました。 <関連記事> 党首討論 消えた年金の挙証責任は社会保険庁に 小沢代表 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10094 ■代表が語る 消えた年金問題をめぐり、「挙証責任は政府に」との見解を代表示す 小沢一郎代表は30日午後、党首討論後に国会内で会見し、討論の印象等を 語りました。 「消えた年金記録」の問題に関して、首相が消えた記録の調査を第三者機関 に委ねるとしている点について「それはいいが」と小沢代表は前置きしたうえ で、「国民の主張を尊重するという前提に立たなければ今と同じことだ」と述 べ、その前提こそが重要だと指摘しました。「国民の主張を取り入れるという 前提に立つのと、納付を国民自身が証明しなければならないとの前提に立つの とでは、大きな違いがある」とも語るとともに「挙証責任を(納付者が)負わ されれば敗訴に等しい」と分析。国、行政を信頼して国民が年金保険料を納付 したからには、「全面的に支払うという姿勢で臨むのが当然だ」と重ねて主張 しました。 また、挙証責任について明確な答えがなかつた安倍首相の姿勢については、 「申立人の主張を基本的に認めるというのが国の挙証責任だ」と述べたうえで、 その点について明言しなかった首相について「そういうやり方はしないのだと 思う」との見方を示しました。 「年金の問題を政争の具にしてはいけない」と繰り返す首相の発言について は「政争の具はいけないが、選挙の政策論争にするのは当たり前、当然である」 と表明。「年金問題は国民にとって切実で大事な問題だと思っている」として 生活や人心を安定させることが政治の要諦であるとの認識に立ち、参議院選挙 に向けてこの問題を民主党は強く主張していく考えを表明しました。 (テキスト) ●国会の動き 消えた年金記録の審議はこれから始まる 山井議員、代議士会で (05/31) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10110 環境健康被害者等救済基本法案を衆議院に提出 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10103 「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」修正案を衆院に提出 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10096 本日の衆議院本会議への社会保険庁改革法案上程を阻止 (05/29) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10088 野党3党幹事長が河野衆院議長に本会議開催しないよう申入れ (05/28) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10084 厚労相らの不信任決議案提出へ 野党3党、幹事長会談で協力誓う (05/28) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10083 ●幹部会見・活動・発言 「消えた年金」基礎年金番号導入のせいではない 菅代行が会見で (05/31) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10112 強行採決で逃げ切り図る政府の姿勢を批判 高木国対委員長 (05/31) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10108 松本政調会長、年金時効特例法案の委員会強行採決を批判 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10101 挙証責任を負わされれば敗訴に等しい 消えた年金問題を代表分析 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10095 職権による乱暴な委員会運営に怒り 高木国対委員長 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10092 論戦で事の真相を明らかにし、政治不信払拭する 高木国対委員長 (05/29) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10087 松本政調会長、長妻議員 社保庁改革・消えた年金問題で会見 (05/28) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10086 政府の対応は国民への背信行為 鳩山幹事長 (05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10080 ●党の動き 次の内閣 年金時効特例法案への対応や選挙政策の取りまとめを協議 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10105 参議院選挙政策の大枠の柱立てを議論 政権政策委員会 (05/30) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10099 次の内閣 選挙政策リスト作成に向け、取りまとめ佳境に (05/29) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10089 「豊洲の土壌汚染かなり危ない」視察終え、菅代表代行 (05/28) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10085 社保庁改革関連法案強行採決受け、東京・有楽町で抗議の街頭活動 (05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10082 「消えた年金記録」 逃げ切り図る政府の姿勢を批判 (05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10081 いじめやいじめによる自殺防止へ NPOから鳩山幹事長要請受ける (05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10074 <ビデオ> 小沢代表記者会見 (05/30) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070530ozawa_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070530ozawa_v56.asx 菅代表代行記者会見 (05/31) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070531kan_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070531kan_v56.asx 鳩山幹事長記者会見 (05/25) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070525hatoyama_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20070525hatoyama_v56.asx ■談話・声明 美しい星へのいざない「Invitation to『Cool Earth 50』」提案について(談話)(05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10072 衆議院厚生労働委員会の強行採決について(コメント)(05/25) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10076 ■お知らせ! 「消えた年金記録」情報募集中 民主党が、年金記録の消失・支給漏れの問題を取り上げて以来、納付記録が 消失して本来の年金を受け取れないという、被害者の方からの訴えが増えてい ます。民主党は、こうした被害者の方々の訴えを国会審議に反映し、政府の責 任において被害者を救済するよう求めていくため、『消えた年金記録』の情報 を募集いたします。皆様からの情報をお待ちしております。 この問題について、ぜひ情報をお寄せ下さい。 なお頂いた情報は、あくまでも国会審議のために活用するものであり、個々 の年金相談に応じるものではございませんので、あらかじめご了承ください。 プライバシーは厳守いたします。 電子メール: seijim01@dpj.or.jp ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党広報委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・ご意見・ご感想を info@dpj.or.jp までお寄せください。 ・このメールマガジンの配信登録解除、送付先変更については、以下のペ ージで手続きしてください。 http://www.dpj.or.jp/apply/off_mail.html ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2003 民主党