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民主党メールマガジン
DP-MAIL 第332号 2007年12月13日
編集・発行/民主党広報委員会

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■目次

【ハイライト】衆参の6党幹事長会談が開かれ
       会期延長、「社会保障国民協議会」設置の与党提案全て拒否しました
【代表が語る】「消えた年金記録 名寄せ困難」は与党の公約違反。
       公約ではないとの発言は「国民を冒涜し、責任を回避する言い草」だと思う
【トピックス】(日中)交流協議機構・大長城計画訪中団、充実した日程終了
       草の根交流に重きを置き、未来に向かって友好関係の深化を確認
【談話・声明】鳥獣被害防止特別措置法案の衆議院可決にあたって(談話) (12/11)
【お知らせ!】民主党オフィシャル学生インターンシップ参加者募集
 

■ハイライト

衆参の6党幹事長会談が開かれ
会期延長、「社会保障国民協議会」設置の与党提案を全て拒否しました

 国会内で13日午後、衆参の6党幹事長会談が開かれ、今国会会期再延長問
題などについて協議が行われました。

 会談の席で15日までの会期を来年1月15日まで31日間再延長したいと
の申し出が与党からありましたが、民主党はじめ野党側はこれを拒否しました。

 そもそも会期の再延長は、新テロ対策特別措置法案の成立を図りたいという
与党側の思惑によるものです。与党が再延長後の会期を1月15日にしたいと
したのは、民主党が新テロ法案の採決に応じない場合でも、同12日以降にな
れば否決したとみなせる憲法上の「60日間ルール」が適用できるため、これ
によって、法案が参議院で否決されても、与党が衆議院で3分の2以上の多数
で再可決する環境が整うからです。

 与党の求めを拒否した会談後に、鳩山由紀夫幹事長は記者団に「(自民党総
裁選・内閣交代で)2カ月間国会を空費させたのは誰か。再延長に賛成する状
況ではない」と、国会の審議時間が不十分になったのも自民党内のごたごたに
よるものであり、その責任はむしろ与党側にこそあることを指摘。改めて延長
に反対する考えを示しました。 

<関連記事>

 会期延長、「社会保障国民協議会」設置の与党提案全て拒否 衆参与野党幹事長会談(12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12378


■代表が語る
 「消えた年金記録 名寄せ困難」は与党の公約違反
 公約ではないとの発言は「国民を冒涜し、責任を回避する言い草」だと思う

 小沢一郎代表は11日の定例記者会見で、記者団から、国会の再延長と新テ
ロ特別措置法案の年内採決を求める与党をどう見るか問われたのに対し、見解
を示しました。また、自民・公明両党が参院選の公約としていた消えた5000
万件の年金の記録の名寄せ作業について、政府が「4割が名寄せ困難だ」とい
う見解を示したことについても、代表は自らの考えを語りました。

◇国会の再延長について/テロ特措法の年内採決を求める与党の姿勢について

【代表】7月29日に参議院の議席が確定して、30日以降、2カ月間にわた
って、憲政の常道に反するような行為を行い、自民党内の勝手な事情により空
費してきたわけです。従って、自らそういう事態を招いておきながら、延長と
か、早く採決してくれとか、という話をすることは、全くのお門違いというか、
筋違いというか、本末転倒というか、自らの責任を棚に上げての議論としか私
どもには思えません。

◇消えた5000万件の年金記録の4割が名寄せ困難となっている点について

【代表】自分自身は年金等の専門家ではありませんが、5000万件の消えた
年金の問題については、政府は名寄せできると言っていましたが、われわれは
多分、不可能だろうと予想し、そう申しておりました。事実、果たして4割で
留まるのかどうかということさえ疑問に思います。かなり多くの部分が闇の中
だという状態を政府自身が解明できないということだろうと思います。これは
公約違反であると同時に、国民の年金制度を維持管理している政府の責任、ま
た直接お金を預かっている政府の責任というのは非常に大きなものだと思って
います。

【記者】与党が参院選で約束した名寄せを全て行うことについて、今日、町村
官房長官が「名寄せはできるものとできないものをはっきりするためのもので
あり、選挙のために省略した言い方だった」という趣旨の発言をしたことにつ
いて、代表はどのように思われますか。

【代表】それは(記者の)皆さん自身の判断であり、国民の皆さんの判断です
が、まさに国民を冒涜し、責任を回避するいい加減な言い草ではないかと思います。

<関連記事>

 消えた年金記録 名寄せ不可能は公約違反 小沢代表が会見で (12/11)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12363


■トピックス
(日中)交流協議機構・大長城計画訪中団、充実した日程終了
草の根交流に重きを置き、未来に向かって友好関係の深化を確認

 民主党は「日中国交正常化35周年記念 (日中)交流協議機構・大長城計
画訪中団」として、8割近くを一般参加者が占める463人の訪中団が、6日
からの日程(Aコース・北京=12月6日〜9日の4日間、Bコース・北京〜
西安=12月6日〜10日の5日間)で中国を訪れました。

 6日午後に北京入りした小沢一郎代表は、北京市内の人民大会堂で李鉄映全
国人民代表大会副委員長と会談。李氏は今回15回目となる大長城計画や交流
協議機構に賛同の意を示しました。それに対して小沢代表は、恒例の大長城計
画団に加え、党の多くの議員、一般参加者参加で訪中団を結成できた意義を強
調しました。そのうえで「一般の国民同士の交流が両国の友好の基本だ」と述
べ、「大長城計画を次の世代に受け継いでいきたい」と、語りました。
 
 小沢代表はまた、7日午前には、北京市内にて李源朝中国共産党中央組織部
長と会談。両国の交友の歴史にも言及し、「お互いの文化を学び育んできた」
と述べ、「1人の政治家としてだけでなく、一国民として一人でも多くの日中
の交友のために尽くしていきたい」と述べました。

 同時に、両国間においては政治的、経済的に様々な問題があるとの認識を示
したうえで、両国の協力、友好の重要性を明示。そのためにも「両国間で努力
していく必要がある」と述べました。

 さらに、小沢代表は同7日、胡錦濤国家主席と会談。外交安保、経済、文化
という個別テーマについては機構の翌日の分科会で議論することを踏まえて、
日中両国の友好関係について双方の見解を確認。胡主席は、日中両国の関係は
どういう状況になろうとも維持していかなくてはならないと語り、小沢代表も
そのとおりと認識を一にしました。

 日中両国の協力によって色々な問題を協力して解決していかなければならな
いという胡主席の指摘に対しても、小沢代表は同感の意を伝え、一層の友情と
信頼を、互いに深めていかなければならないと応じました。
 
 なお、訪中に先立ち、小沢代表は自らのホームページhttp://ozawa-ichiro.jp/
で、「日中国交正常化35周年記念 (日中)交流協議機構・大長城計画訪中団」
への思いについて、下記のように語っています。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 
 日中両国の交流は、2000年の歴史を誇っております。1972年、私が
師と仰ぐ先達の方々のご協力によって、念願の日中国交正常化がなされて以来、
両国の関係は、隆々と発展の一途を辿っており、誠に喜ばしい限りであります。

 政治家としての私の使命は、世界の新しい平和秩序の構築にあります。

 とりわけ、日米関係のさらなる発展と並んで、日中両国の平和友好は、アジ
アの安定と、世界の平和の為に、極めて重要な意義を持ちます。

 さて、第1回長城計画は、1986年中華全国青年連合会、日中中国青少年
交流協会の協力を得て開催されました。本年も日中両国、各界のご協力を得て、
第15回を迎えることができ、感無量であります。

 特にも本年は、日中国交正常化35周年という節目の時でもあり、その年に記
念すべき第15回を迎えられましたことは、偏に長年にわたるご関係各位のお
力添えの賜物と、重ねて感謝を申し上げます。

 また今回は民主党と中国共産党中央対外連絡部との共催により、党を挙げて
日中両国の友好、ひいては世界平和の実現に尽力できますよう、できるだけ多
くの皆様にご参加いただくようお声がけをして参りたいと考えております。

 この記念すべき事業を主催、参加できる事は私の大きな喜びでもあります。

 日中両国に平和と友好の為の、永遠の「長城」が築かれんことを切に願い、
皆様と共に参加するこの「長城計画」が、両国民の心と心の交流を、さらに深
めていく大切な役割を果たすものと確信しております。
 
<関連記事>

●大長城計画訪中団

  大長城計画訪中団】西安市内で歓迎レセプション (12/09)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12354

  大長城計画訪中団 8年前の植樹木を前に記念撮影 政権交代への決意新たに (12/09)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12353

  大長城計画訪中団 第2回日中交流協力機構会議を開催 (12/08) 
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12351 

  大長城計画訪中団 万里の長城、中国人民解放軍施設など見学 (12/08)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12350

  大長城計画訪中団 自立支援基金(マイクロクレジット)記念行事、答礼宴を開催 (12/07)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12349

  大長城計画訪中団 小沢代表、草の根交流の重要性を主張 会見で (12/07)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12348

  大長城計画訪中団 小沢代表、胡錦濤国家主席と会談 (12/07)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12347
 
  大長城計画訪中団 「日中両国はアジアや世界のため大きな責任果たすべき」全体会議で代表 (12/07)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12342

  大長城計画訪中団 小沢代表、日中両国の協力、友好の重要性を明示 (12/07)
   http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12341  


<テキスト>

●国会の動き

 参院外交委 尾立議員、防衛装備品調達疑惑めぐり首相らを追及 (12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12374

 参院外交委 櫻井議員、アフガニスタン復興支援の在り方等質問 (12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12373

  参院決算委 国民の大きな声に、具体的な政策を持って対策を求める 加藤議員 (12/10)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12357

  参院決算委 薬害肝炎一律救済の政治決断求める 福山議員 (12/10)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12356

  参院決算委 税金の無駄遣い質す 藤本祐司議員 (12/10)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12355


●幹部会見・活動・発言

 薬害肝炎問題で力の限り支援を約束 小沢代表 (12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12380

  「政治とは生活だ」とこれからも主張続ける 幹事長「国会探検隊」に挨拶 (12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12377

  会期延長、「社会保障国民協議会」設置の与党提案全て拒否 衆参与野党幹事長会談 (12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12378

  消えた年金問題で首相と舛添厚労相の責任を厳しく追及  輿石参議院会長 (12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12376

  与野党国対委員長会談で政治資金規正法改正の詳細を協議 (12/11)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12367

  公約を果たせない舛添厚労相の責任をしっかり追及する  平田参議院幹事長 (12/11)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12366

  消えた年金記録 名寄せ不可能は公約違反 小沢代表が会見で (12/11)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12363

  国会再延長、新テロ特措法ごり押しと対決 小沢代表が常幹で指示 (12/11)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12361

  会期の再延長、3分の2再議決は不見識 鳩山幹事長が会見で (12/07)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12344
  

●党の動き

 増子輝彦ネクスト経済産業相ら、原油価格高騰に関する緊急対策について申し入れ (12/13)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12379

  次の内閣 アフガン復興支援法案の要綱を了承 (12/12)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12368
  
  公明党元議員、経団連会長らの参考人招致を 常幹で方針確認 (12/11)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12362

  税制調査会 各省ヒアリングを通じ、租税特別措置への取り組み報告 峰崎議員 (12/10)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12359

  鳩山法相、死刑執行に遺憾の意 細川『次の内閣』法務担当 (12/07)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12346

  鳥獣被害に関する民主党の考え方を明らかに 筒井ネクスト農林水産大臣ら (12/07)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12339
    

<ビデオ>

  小沢代表記者会見 (12/11)
 300k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20071211ozawa_v300.asx
 56k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20071211ozawa_v56.asx
 
 
  鳩山由紀夫幹事長記者会見 (12/07)
 300k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20071207hatoyama_v300.asx
 56k
 http://asx.pod.tv/dpj/free/2007/20071207hatoyama_v56.asx
  

■談話・声明

  鳥獣被害防止特別措置法案の衆議院可決にあたって(談話) (12/11)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12364

 談話 死刑執行に対する談話(12/07)
  http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12343

■お知らせ

民主党オフィシャル学生インターンシップ参加者募集

 民主党青年局では、来年2月にスタートする第3期・民主党オフィシャル学
生インターンシップに参加する学生を募集しています。

 学生のみなさんに、国会の議員活動の現場に参加し、インターンとして政治
を身近で体験してもらうことを通じて、若者の政治への関心を高めることが目
的です。

 青年局Webサイトで募集案内をしています。申込みは郵送で12月22日
必着です。ぜひあなたも、民主党オフィシャルインターンシップを体験してく
ださい。

【インターン期間】2008年2月1日(金)〜3月19日(水)
【参加対象】学生(大学生・短大生・大学院生・専門学校生)
【企画内容】議員会館事務所での業務、週2日10時〜18時の勤務が参加要件
      民主党青年局主催の研修会は週1回程度・計6コマ開催予定
      インターン生自身による交流イベントも計画中
【参加費用】保険料1000円 通勤災害や物損事故に対応する損害保険に加入
      交通費は、受入事務所で一定額まで支給。超過分を自己負担の予定
【応募方法】青年局HPからダウンロードしたインターン申込書または市販履歴書に
      必要事項を記載し、写真・小論文1・2をつけて郵送で申込み
【申込み先】〒100-0014東京都千代田区永田町1-11-1
      民主党学生インターンシップ事務局 電話03-3595-9988
【締め切り】2007年12月22日(土)党本部に到着分まで

 ※くわしくは青年局インターン募集サイトで確認してください。
  http://www.dpj-youth.net/internbank/index2008.html
 

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  ・編集・発行 民主党広報委員会
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