┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008総選挙決戦 ――今こそ、政権交代―― 「国民の生活が第一」を実現 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 民主党メールマガジン DP-MAIL 第340号 2008年2月14日 編集・発行/民主党広報委員会 民主党ウェブサイト:民主党の最新情報はこちらから http://www.dpj.or.jp 次期総選挙 民主党公認候補内定者一覧 http://www.dpj.or.jp/member/?category1%5B%5D=10&category3%5B%5D=10&category4%5B%5D=20&category4%5B%5D=30 DP-MAILのバックナンバーはこちらから http://www.dpj.or.jp/sub_link/info_mailmag/bk_mailing/index.html ■目次 【ハイライト】新データ無視で、古い交通量推計に基づいたまま 10年で59兆円支出する道路整備中期計画の不当性を衆院予算委で追及 【代表が語る】旧来の政治行政の手法を前提にした議論では問題の解決にならない。 旧来の仕組みは制度疲労を起こし激変する政治に対応できなくなっている 【トピックス】直嶋正行政策調査会長が語る 予算審議の論点 年金、医療、農業、税 堂々の政策論争を挑む 【談話・声明】在日米海兵隊員による女子中学生暴行事件について (02/12) ■ハイライト 新データ無視で、古い交通量推計に基づいたまま 10年で59兆円支出する道路整備中期計画の不当性を衆院予算委で追及 衆議院予算委員会の12日の審議で、国土交通省が所管する財団法人「計量 計画研究所」が昨年3月、国交省の委託を受けて将来の交通量推計を算出して いたことを明らかになりました。民主党の馬淵澄夫議員の追及によるものです。 馬淵議員の指摘によれば「1億円もの税金を使って財団法人に委託した調査 結果」であり、そこでは道路交通量が04年度に減少に転じていたことが示さ れていました。 政府が10年間で59兆円の予算を投じるとしている道路整備中期計画は「交 通量が2020年度まで上昇し続ける」とした02年度の推計をもとに策定さ れたものです。つまり、そこでは「交通量は上昇し続ける」ことが前提。1億 円もの税金を使って行った調査で得られた「交通量の減少」を示す最新データ は政府にとって不都合なもの。そのため、馬淵議員が断じたように、「新しい データにふたをして02年度推計のまま中期計画を策定する」というおかしな 対応を国交省は行ったわけです。 国民の皆さんの血税59兆円を投入する前提が、こんないい加減なことでい いのかとの認識に立って、馬淵議員が冬柴国土交通大臣に迫ると、「ファイナ ルなものではない」として今秋に最終データがまとまると回答。馬淵議員が指 摘したように「秋には予算審議が終わっている」にもかかわらず、そうした誠 意のない答弁でした。 無駄遣いの政治が自公政権が続く限り、続いてしまうのです。 <関連記事> 衆院予算委 前原議員、経済戦略、安全保障戦略を追及 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12672 衆院予算委 川内議員、道路建設事業の費用対便益分析について質問 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12670 衆院予算委 道路整備中期計画は最新交通量推計に基づくべき 松本議員指摘 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12667 衆院予算委 道路整備中期計画の交通量推計根拠を崩す 馬淵議員 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12665 ■代表が語る 旧来の政治行政の手法を前提にした議論では問題の解決にならない。 旧来の仕組みは制度疲労を起こして激変する政治に対応できなくなっている 都内で14日午後、民主党と日本経済団体連合会(日本経団連)との意見交 換会が開催され、民主党からは小沢一郎代表はじめ党幹部が揃って出席しまし た。小沢代表と日本経団連の御手洗会長との懇談は初めてでした。 意見交換会で小沢代表は「戦後半世紀以上にわたって続いてきた、政治、行 政、経済、社会全般にわたる仕組み、あるいは制度を根本から変えなくては、 新しい激変する時代に対応できない」と語り、民主党はその「根本から変える」 という前提の下で政策論を展開し、国民に提示していると説明しました。 小沢代表はまた「旧来の政治行政、特に行政のやり方、手法を前提にして議 論されると、全然問題の解決にならないと、ぜひご認識いただきたい」と指摘。 旧来の仕組みは制度疲労を起こして激変する政治に対応できなくなっているこ と、長い権力の矛盾が噴き出していることを認識してほしいと求めました。 こうした意見交換の終わりに御手洗会長は「今日の議題に関する限り、(民 主党の見解は)基本的には我々と共通するものばかりだ」と述べ、政策を実行 する上での方法論などに違いはあるが、これからも率直な意見交換の場を設け て実行に至るまで議論を重ね、日本を希望が持てる国にするため協力したいと 表明しました。 <関連記事> 日本経団連と意見交換会を開催 小沢代表はじめ党幹部が出席し政策を語る(02/14) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12687 ■トピックス 直嶋正行政策調査会長が語る 予算審議の論点 年金、医療、農業、税 堂々の政策論争を挑む ○消費者重視反映されず ――政府の08年度予算どうみるか。 基本的には、07年度予算と変わらないと思っています。消費者重視、生活者 の視点は予算には反映されていません。従って党のそれぞれの政策に関する主 張をぶつけ、国民の皆さんに判断していただけるよう論戦を挑んでいきます。 特に、消えた年金記録の問題。予算案では、8億5000万件の紙台帳記録 のうち3300万件分の照合しかできません。すべての紙台帳との照合をする よう主張していきます。 医療の崩壊、医師不足も深刻な問題になっています。この分野では、後期高 齢者医療費負担制度を廃止するよう求めていきます。元々、06年に強行採決し たものですし、今年4月からスタートするのを1年間凍結しました。政府自身 がこの制度は無理であると判断したものといえます。 農業政策に関しても、政府も品目横断的経営安定化対策の見直しを始めてお り、政府の政策は整合性が取れていません。破綻しているといえます。参院で 可決した戸別農業者所得補償法をはじめ、我々の政策の正しさを主張していき ます。 また、今年は、環境、地球温暖化対策がテーマとなる洞爺湖サミットも開催 されます。しかし、政府の今のやり方では、京都議定書の目標達成さえ危うい。 地球温暖化、環境対策で積極的な提言をしていきます。 子育て、農業、年金保険料流用禁止法案など、我々の主張を盛り込んだ「予 算機能転換法案」(仮称)の提出を予定しています。これは、民主党が政権を 取った場合、予算はこうなるとの基本的な考えを示すものです。 ○租税特別措置洗い出す ――道路特定財源、ガソリンなどの暫定税率など税が焦点です。 道路だけでなく、税金の無駄遣いを是正しなければなりません。この国会に 「租税特別措置透明化法案」を提出します。これは、3年かけて租税特別措置 の内容を明らかにするものです。租税特別措置には業界への隠れた補助金とい えるものも含まれており、これを整理すれば、省庁一つ分の行政改革になると 言う人もいます。 また、特別会計にもメスを入れます。半年間で6兆円ものお金が公益法人、 独立行政法人などに流れています。ここにも過剰請求や、随意契約など、税金 の無駄遣いがないか、徹底的に洗い直していきます。 道路特定財源を一般財源化することは03年のマニフェストで決め、国民との 約束になっています。道路特定財源は、使い道も、道路の規格も国が決める中 央主権の根幹をなすものといえます。福祉や教育、医療をはじめ、本当にその 地方が必要と考えるもの、もちろん道路が必要なら造れるような地方の自主財 源にする、との党の考えを理解してもらえる論戦を展開します。 ――暫定税率をめぐる両院議長のあっせんをどう考えますか。 つなぎ法案という悪法を撤回でき、両議長の努力には敬意を表します。あっ せん文書の「総予算及び歳入法案の審査に当たっては、公聴会や参考人質疑を 含む徹底した審議を行ったうえで、年度内に一定の結論を得るものとする」と いう第一項で、論戦の舞台が保障されたものと理解しています。二項で言及さ れている税法修正は、あくまで第一項が確実に履行された上で初めて検討する ことです。 (「プレス民主」2008年2月15日号より転載 購読ご希望の方は http://www.dpj.or.jp/sub_link/info_book/index.htmlからお手続きください) <テキスト> ●国会の動き 衆院予算委 前原議員、経済戦略、安全保障戦略を追及 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12672 衆院予算委 川内議員、道路建設事業の費用対便益分析について質問 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12670 衆院予算委 道路整備中期計画は最新交通量推計に基づくべき 松本議員指摘 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12667 衆院予算委 道路整備中期計画の交通量推計根拠を崩す 馬淵議員 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12665 衆院予算委 児童青少年への違法サイト削除求める 笹木議員 (02/08) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12658 衆院予算委 1人年間50万円負担に繋がる道路財源59兆円の積算根拠を追及 武正議員 (02/08) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12657 衆院予算委 納税者の納得のいく国を作るには政権交代しかない 原口議員 (02/08) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12656 衆院予算委 年金、道路特定財源の問題を追及 長妻議員 (02/08) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12655 衆院予算委 ふるさとを守る、東京一極集中是正迫る 渡部最高顧問 (02/08) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12653 ●幹部会見・活動・発言 福田内閣は「官僚操り内閣」 会見で菅代表代行(02/14) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12686 参議院での予算審議は国民の生活第一の観点で議論を尽くす 輿石参院会長(02/14) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12684 ガソリン税等の租税特別措置を一括法案化する政府手法は反民主主義 簗瀬参院国対委員長 (02/13) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12676 公聴会は採決ではなく本番の審議に入る前提 山岡国対委員長 (02/13) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12675 沖縄在日米海兵隊員女子中学生暴行事件に遺憾の意表明 会見で小沢代表 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12669 日銀総裁人事は政府の具体的な提案後に最終判断する 平田参院幹事長 (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12668 地域主権の世の中に小沢代表のもとで変えよう 鳩山幹事長、水戸市で街宣 (02/11) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12664 鳩山幹事長、本予算審議に対する政府の対応を批判 (02/08) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12660 「道路政治から国民生活政治へ」今後国会運営の見通しを語る 簗瀬参院国対委員長 (02/08) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12659 ●党の動き 日本経団連と意見交換会を開催 小沢代表はじめ党幹部が出席し政策を語る(02/14) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12687 オウム真理教犯罪被害者等を救済する給付金支給法案を衆院に提出 (02/14) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12682 沖縄での在日海兵隊の女子中学生暴行事件を受け、米国大使館へ抗議要請 (02/13) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12679 次の内閣 次期総選挙に向けて政策論議を尽くすよう要請 鳩山幹事長 (02/13) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12678 民主党中国製餃子中毒事件対策本部、第2回会議開く (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12673 次期衆院選千葉県第12区で中後淳氏を擁立 会見で小沢代表が発表 (02/09) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12663 <ビデオ> 小沢一郎代表記者会見 (02/12) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2008/20080212ozawa_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2008/20080212ozawa_v56.asx 菅直人代表代行記者会見 (02/14) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2008/20080214kan_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2008/20080214kan_v56.asx 鳩山由紀夫幹事長会見 (02/08) 300k http://asx.pod.tv/dpj/free/2008/20080208hatoyama_v300.asx 56k http://asx.pod.tv/dpj/free/2008/20080208hatoyama_v56.asx ■談話・声明 在日米海兵隊員による女子中学生暴行事件について (02/12) http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=12666 ■このメールマガジンについて ・民主党メールマガジン「DP-MAIL」 ・編集・発行 民主党広報委員会 〒100-0014 東京都千代田区永田町1-11-1 ・「DP-MAIL」は、視覚障害を持つ方などが音声読み上げソフトを使って 読む場合を考え、飾り文字や罫線などを極力使わないようにしています。 ・このアドレスは配信専用です。ご意見・ご感想を、以下のページから お寄せください。 http://www.dpj.or.jp/header/form/index.html ・配信登録解除、送付先変更は、以下のページからお手続きください。 https://form.dpj.or.jp/sol_mailmag/ ・掲載内容を故意に歪める形での再配布はご遠慮ください。 Copyright(C)2003 民主党