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<カブール通信

民主党女性議員アフガニスタン/パキスタン訪問団の記録

2002/04/05-04/12

民主党の3名の女性議員がアフガニスタンおよびパキスタンを訪問し、現地で女性の視点からアフガン復興支援のあり方を探りました。

【団員】
  団長:岡崎トミ子参議院議員
  副団長:鎌田さゆり衆議院議員
  団員:神本美恵子参議院議員
【目的】
  • 「アフガニスタン女性の生活と地位向上」を切り口に現在のアフガニスタン情勢を視察し、アフガニスタン復興の可能性を考える。
  • 女性支援プロジェクト分野で活動するNGOの視察と評価
  • アフガニスタン(パキスタン)女性政治家、女性NGO活動家との対話。
【成果】
  • NGO訪問・助成事業評価 → カブールにて複数のNGOを訪問。すでに助成済みの民主党支援プロジェクトを視察、評価した。また、今後民主党の支援が期待されるNGOを訪問。実際にプロジェクトを視察し、スタッフと直接プロジェクトに関して意見交換を行なった。
  • 現地NGOの助成 → 女性支援プロジェクトを実施する2つの現地NGOのペシャワール事務所を訪問し、直接助成金(5,000米ドル)を手渡した。また、民主党が女性の対象として選定したプロジェクトと同様のものを視察。この機会に、アフガン女性NGO活動家と意見交換、交流をした。
  • 党震災復興支援金手交 → 震災復興支援金(30,000米ドル)を暫定政権の特命大臣に手渡した。カルザイ議長からの謝意が、外務省中東二課を通して、伝えられている。
  • 女性政治家との対話 → アフガニスタン暫定政権ナンバー2であるシマ・サマル女性大臣と懇談・意見交換。
  • 小学校訪問 → カブール市内・郊外にある4つの小学校を訪問。現場を視察し、子供達と直接交流する時間を多く持った。また、いくつかの小学校においては、クレヨン、画用紙、楽器など、を手渡した。
  • カブール市内視察 → 復興がはじまったばかりの市内各所を車で、ときに足で回り、復興の度合い、また今後の可能性について探った。
  • その他 → 現地NGOや国連機関で活躍する多数の日本人女性と出会った。
【今後の課題】
  • 女性の自立支援、教育支援のため日本・アフガニスタン両国の政府・NGO・女性活動家との情報交換・意見交換の場が必要である。
  • 支援NGOの活動状況・成果の定期的な把握と党・国民への報告が必要である。
  • 継続的な支援の必要性に鑑み、これまでの党の活動の中間総括と今後の取組み方針の検討が必要である。
【経過】
4月5日 イスラマバード着
   
4月6日
ペシャワール
シャムシャトゥ難民キャンプ視察
ショマリ平野カラカン 帰還避難民児童が通っている学校

ショマリ平野カラカン 帰還避難民児童が通っている学校
 
アフガン難民女性識字教育プロジェクト視察・助成金受け渡し式
シャムシャトゥ難民キャンプにあるHDCAW(Health & Development Center for Afghan Women)のプロジェクトサイトを訪問。女性のための裁縫・識字教育センター授業風景を視察。また、このプロジェクトの一つの特徴である、子供のいる女性たちのための保育施設を見学。
HDCAWの裁縫・識字教育センター

HDCAWの裁縫・識字教育センター
センターの前でスタッフと

センターの前でスタッフと
センターに併設されている託児所

センターに併設されている託児所
 
識字教育教師養成プロジェクト視察・助成金受け渡し式
AWRC(Afgan Women's Resorce Center)オフィス訪問。活動について説明を受けたあと、助成金の受け渡し式を行なう。その後、センター内の施設(コンピュータールーム、裁縫室、図書室)を見学。
AWRCのコンピュータ教室

AWRCのコンピュータ教室
 
ペシャワール会(NGO)訪問
理事会のためにペシャワールに戻ってこられた中村哲代表との面会が実現。約1時間に渡って懇談。その後、病院内施設を見学。
ペシャワール会の病院

ペシャワール会の病院
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