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国会レポート2001
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 主な法案への対応


8 無責任な租税回避路線
2001年度税制改正法


 政府が151 回通常国会に提出した2001 年度税制改正に係る「租税特別措置法等の一部を改正する法律案」の概要は次の通り。
(1)住宅税制(新ローン控除の創設、贈与税の特例の 拡充・延長等)
(2)中小企業投資促進税制等の延長
(3)金融関係税制(株式譲渡益の源泉分離選択課税の2 年間延長等)
(4)その他(パソコンの耐用年数の4 年への短縮、パ ソコン減税の終了、NPO 寄付控除、相続税の 小規模宅地特例の拡充等)
 本法案は、無責任な減税や改革先送り項目を寄せ集めたものにすぎず、公平の観点からみても問題が多いことから、反対した。

  NPO 寄付金控除制度についての対案を提出
 本法案には、NPO に対する寄付金についての所得控除も盛り込まれたが、NPO にとって著しく困難な認定要件を定めている等の問題があり、民主党は独自に「特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案」「特定非営利活動の促進のための地方税法の一部を改正する法律案」の2 法案をNPO 支援税制法案としてまとめ、他の野党の賛同も得て衆参両院に提出した。対案は、次の点で政府案よりもNPO 活動促進税制としての実効性を高めようとするもの。
(1)認定要件であるパブリックサポートテストのハ ードルを低く設定し、かつ条文に明記した。
(2)寄付金所得控除以外にも、収益事業の減免税、ボ ランティア費用の寄付金控除その他のきめ細か い支援措置を設けた。
(3)条例により地方税の寄付金控除も可能とした。



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