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国会レポート2001
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 主な法案への対応


9 少人数学級実現へ対案
30人以下学級法案


40名を維持する政府法案
 「教育改革国会」を掲げた森内閣は、151回通常国会冒頭に「公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案」を提出した。  この法律は、学級編成基準を40名に維持したまま、主要3 教科のみ少人数の学習指導を可能にするものであった。今時先進諸国では見ることの できない40人という学級基準を維持したまま、特定教科だけはクラスを分割して授業を行う方法は、子ども達と学校を混乱させる危険性を有して いる。「教育改革」を掲げながら、相変わらず小手先の改革に終始する政府に対し、民主党は野党各党に議員立法の共同提出を呼びかけた。

少人数学級実現に向け野党共闘
 民主党は既に149 回臨時国会で30人学級推進法案を提出しており、今回はその趣旨を具現化させ、「公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員 定数の標準に関する法律等の一部を改正する法律案」(30人以下学級法案)を民主、共産、社民の3党で提出した。
 野党案は、小中高において、学級編成基準を40名から30名への引下げ、教頭の複数配置、養護教諭、学校栄養職員、事務職員などの配置の改善をもりこんだ。
 国会審議の結果、政府案が可決成立し、野党案は廃案となった。しかし、学校が教育効果を高め、子ども達が充実した学校生活を送るには、子 ども達一人ひとりに教職員の目が届くきめ細かな教育が不可欠である。民主党は、今後も少人数学級の実現に向け取り組む考えである。



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