コンテンツを再生/利用するにはプラグインが必要です。

民主党サイトアーカイブ

現在のウェブサイトはこちら
2011年6月22日以前の情報その他で、新サイトに盛り込んでいないデータを掲載しております。
アーカイブTOP > アーカイブス(過去の政策 その他) > 国会レポート > 民主党国会レポート2001
国会レポート2001
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 主な法案への対応


1010 飛び入学限定へ修正
教育関連3法


問題の多い政府法案
 151回通常国会で「教育改革国会」の目玉として「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案」「学校教育法の一部を改 正する法律案」「社会教育法の一部を改正する法律案」が政府より提出された。
 地教行法では、教育委員会の活性化、指導が不適切な教員の転職、公立高等学校の通学区域に係る規定の削除、また学教法の改正案は学校等にお ける体験活動の充実、児童生徒の問題行動への出席停止、飛び入学制度、そして社教法では、自然体験活動等の体験活動の促進などが内容であった。これらの閣法は、様々な点で問題があり、委員会審議で明らかにし、大臣の言質をとった。さらに、残された問題点については、民主党は修正 案を提出することとした。

修正を実現
 学教法改正案の修正案では、(1)「社会奉仕体験活動」を「ボランティア活動など社会奉仕体験活動」に改めること、(2)飛び入学させることができ る大学を、大学院が設置されており、入学者の資質を育成できるだけの教育実績と指導体制を有する大学に限定した。
 社教法改正案の修正案では、「社会奉仕体験活動」を「ボランティア活動など社会奉仕体験活動」に改めることとした。
 両修正案は、与党の賛成も得て可決した。
 地教行法改正案に対しては、通学区域の規定削除に関し、学校間格差を助長しないように等、学教法改正案に対しては、出席停止の児童生徒に対 する教育的支援を行うなどの附帯決議をつけた。



BACK

TOP

NEXT