現在のウェブサイトは
こちら
2011年6月22日以前の情報その他で、新サイトに盛り込んでいないデータを掲載しております。
アーカイブTOP
>
アーカイブス(過去の政策 その他)
>
国会レポート
> 民主党国会レポート2001
|目次|
序文|
資料1|
資料2|
資料3|
【第1章】第148回〜151回国会の経過と特徴
-------------------------
具体案を手に政官業ゆ着の既得権益に挑む
【第2章】ネクスト・キャビネットの活動
-------------------------
1.予算部門
2.内閣部門
3.総務部門
4.法務部門
5.外交・安全保障部門
6.財務金融部門
7.文部化学部門
8.厚生労働部門
9.環境・農林水産部門
10.経済産業部門
11.社会資本整備部門
12.行政監視部門
13.情報通信部門
14.男女共同参画・人権・消費者部門
【第3章】主な法案への対応
-------------------------
1.一票の格差を2倍以内に
2.参加しやすい選挙制度を
3.目先の地方財政延命策
4.少年の更生を重視
5.「思いやり予算」の見直し
6.周辺事態における船舶検査
7.緊急性乏しい寄せ集め
8.無責任な租税回避路線
9.少人数学級実現への対案
10.飛び入学限定へ修正
-------------------------
11.クローン人間生成禁止
12.医療抜本改革は先送り
13.企業年金制度を再編成
14.公的年金一元化に向けて
15.エイジフリー社会へ前進
16.地労委であっせん可能に
17.多様な働き方を保障
18.フロン回収を法律で義務化
19.不十分な大気汚染対策
20.PCB処理の清算
-------------------------
21.担い手確保に向け修正
22.専業農家の経営再建を
23.農業者年金の改革
24.新しい水産行政の枠組み
25.林業基本法改正
26.農業土木偏重はとまらない
27.中小信用補完制度の見直し
28.施設整備へ補助率かさ上げ
29.競争力強化へ環境整備
30.業法廃止による規制緩和
-------------------------
31.サービス業にも適用拡大
32.制度そのものの改革を
33.ダム事業を抜本見直し
34.公共事業の高コスト是正
35.収用手続きの適正化
36.乗客・乗務員の安全確保
37.高度情報社会の基本理念
38.TVデジタル化推進
39.IT競争を促進
-------------------------
40.人権尊重社会をめざす
41.夫婦間の暴力も犯罪
42.個人プライバシーを守る
43.機密費の使途限定・公開
44.悲惨な交通事故の厳罰化
第3章 主な法案への対応
医療抜本改革は先送り
医療関連2法改正
政府は150 回臨時国会に「健康保険法等改正案」及び「医療法等改正案」を再提出した。
抜本改革なき患者負担増
「健康保険法等改正案」は、本来2000年度予算関連法案として147 回通常国会で審議すべきであったが、患者負担増を求める内容であることから、自民党が総選挙後に審議を先送りしていた。
少子高齢化が急速に進むなか、高齢者医療制度の見直し、医療保険財政の立て直しが焦眉の課題であるにもかかわらず、本改正案の内容は、(1)老 人の一部負担を定額制から原則定率1 割負担に、(2)高額療養費制度に上位所得者区分を設け上限額に1 %上乗せ、(3)健康保険の料率上限から介護保 険料率を切り離す、などであった。
民主党は、制度改革を先送りし、当面の財政対策のため国民に場当たり的負担増を押しつける、医療制度の抜本改革なき患者・国民負担増の政府 案に強く反対した。
患者の立場からの医療改革を
「医療法等改正案」の内容は、(1)病床区分の見直し、(2)カルテ等の情報について医療従事者の自主的取組みを進める(カルテ等開示の法制化は見送り)、(3)広告規制の緩和、(4)医師・歯科医師の臨床研修必修化(医師2 年以上、歯科医師1 年以上)、(5)看護体制を患者3 人に対し1 人に引き上げる、などであった。
民主党は、医療情報の開示法制化が見送られた点や看護体制見直しが不十分な点など、総じて医療提供側の意向だけが反映され、患者の立場からの改革案となっていないため反対した。
BACK
TOP
NEXT