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国会レポート2001
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 主な法案への対応


4 0 人権尊重社会をめざす
人権教育・啓発推進法案


法案化にいち早く取り組む
 民主党は、多様な文化、宗教、価値観の共存を認め、人権を尊重した地域社会をつくるため、人権教育・啓発を推進する法律づくりにいちはやく 着手した。その骨子は、(1)人権に関する国際標準作り(2)学校教育における総合的な人権教育の整備(3)自治体における人権活動のプラン作成と実施、人権創造文化創造に向けた民間活動への支援(4)人権侵害防止のための人権教育研修の徹底(5)人権教育啓発のための行動計画の策定、である。

人権啓発行政を担う行政機関を新設
 民主党は、150回臨時国会に、「人権に関する教育及び啓発の推進に関する法律案」を社民党と共同で衆議院へ提出した。第1 章では基本理念、国・地方公共団体・国民の責務、法制上・財政上の措置、国会報告等を、第2章では人権教育・啓発基本計画を、第3 章では人権教育・啓発に関する基本的施策を、第4 章では人権啓発行政を法務省から移管するため首相を議長とする人権教育・啓発推進会議を内閣府に新設することを定めている。

与党案を修正させる
 一方、自民、公明、保守の与党3 党は、民主党案提出の翌月に「人権教育及び人権啓発の推進に関する法律案」を衆議院へ提出した。民主党案の 方が与党案より詳細な内容であったが、与党案のみが法務委員会に付託、審議されたため、法律施行後3年以内の見直し規定を加える修正を行うとともに、民主党案の精神を衆参両院の附帯決議等によって生かすこととしたうえで与党案に賛成、成立させた。



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