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国会レポート2002
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 焦点となった法案への対応


1 危険な喫煙方法を禁止
歩きタバコ規制法案


危険で迷惑千万な歩きタバコ
 歩きタバコは、タバコの火が、子どもや車椅子を使用している人の頭の位置に来るために、顔面ヤケドを起こす危険性がある。実際、子どものまぶたのヤケド(1994年)や眼球のヤケド(2001年)をはじめ多くの被害が報告されており、一歩間違えれば失明の危険性すらある。そもそも、雑踏の中で600度以上の危険物が運ばれていると考えれば、何ら対策も講じなかったこと自体がおかしかったと言える。

JTのキャンペーンも効果なく
 日本たばこ産業株式会社(JT)は、キャンペーンを行っているが、ほとんど効果もなく、歩きタバコは減る気配がない。本来、全喫煙者がモラルやマナーをしっかり身につけ、公共の場所や人の多い場所では絶対にタバコを吸わないとの自己管理をすべきであるが、状況は一向に改善されない。
 こうした事態に鑑み、民主党の内閣部門会議は、歩きタバコの法規制について検討を開始した。

民主党は法規制に踏みきる
 そして民主党は、「軽犯罪法の一部を改正する法律案」(歩きタバコ規制法案)を取りまとめ、154回通常国会に提出した。その内容は、公共の場所又は公共の乗物において他人の身体または物件に対して熱による危険を及ぼさせるような仕方で喫煙した者を取り締まりの対象に加えるものである。
 本法案は継続審議となった。



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