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国会レポート2002
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 焦点となった法案への対応


1 特定非営利活動を支援
NPO支援税制2法案


実効性の少ない現行NPO税制
 21世紀を柔軟で自己変革可能な活力ある豊かな社会にするためには、NPOを第3のセクターとして認知し、育成・促進させることが、緊急かつ重要な課題となっている。
 そのためには、NPO支援税制の充実が不可欠である。現行NPO税制は、2001年、世論の期待を受けて成立した。しかし、現時点で7430団体の内、税制優遇の認定を受けた団体はわずか6団体である。現行税制は、対象となるNPOの認定要件が厳し過ぎ、またNPOへの寄付の実態にそぐわず、実効性が期待できない等、多くの問題点を抱えている。

他の野党と共同で法案提出
 こうした事情に鑑み、154回通常国会において、民主党は、他の野党と共同で、「特定非営利活動の促進のための法人税法等の一部を改正する法律案」「特定非営利活動の促進のための地方税法の一部を改正する法律案」(NPO支援税制2法案)を衆参両院に提出した。
 法案の柱は、(1)相当数のNPO法人が支援税制の対象となるよう認定要件のハードルを低くする、(2)認定要件を法律に明記する、(3)所得控除に加え税額控除の選択を認め、個人による寄附を促進する、(4)収益事業への法人税率を一律22%とし、みなし寄附金控除を認める、(5)少額収益事業の免税制度、ボランティア費用の寄附金控除制度を創設する、などである。うち衆議院に提出した法人税法等改正案は、財務委員会で審議が行われたが、成立には至らなかった。



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