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国会レポート2002
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 焦点となった法案への対応


49 子どもに読書の機会を
子ども読書活動推進法


子ども読書年に関する国会決議
 衆参両院は1999年、「国際子ども図書館」が開館する翌年の2000年を「子ども読書年」とする国会決議を行った。
 同決議は、1990年に開催された国際連合での「子どものための世界サミット」における「子どもを政治の最優先に」との誓いから10年を経てもなお、世界中で貧困や地域紛争により子どもたちの人権がないがしろにされている状況や、先進国でもモノの豊かさに心の豊かさが追いつけず、さまざまな問題が顕在化している状況に鑑み、子どもの感性や表現力を啓発し、人生をより味わい深い豊かなものとしていくために、子どもの読書活動を国を挙げて応援すべく行われた。
 この決議を受け、民主党議員を中心とした超党派による「子どもの読書活動の推進に関する法律案」作成への取り組みがスタートし、151回通常国会までに一定の取りまとめを行った。

法律の理念と責務
 同法案は、子どもの読書活動が、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことができないものと位置づけ、すべての子どもがあらゆる機会とあらゆる場所において自主的に読書活動を行うことができるよう推進することを基本理念としている。また、国や自治体が基本理念にのっとり施策を策定し、実施する責務を有することを規定している。
 153回臨時国会に同法案は提出され、与野党の賛成多数により可決・成立した。



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