コンテンツを再生/利用するにはプラグインが必要です。

民主党サイトアーカイブ

現在のウェブサイトはこちら
2011年6月22日以前の情報その他で、新サイトに盛り込んでいないデータを掲載しております。
アーカイブTOP > アーカイブス(過去の政策 その他) > 国会レポート > 民主党国会レポート2002
国会レポート2002
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 焦点となった法案への対応


50 学校に進路相談員を配置
ガイダンスカウンセラー法案


ガイダンスカウンセラーとは
 社会がめまぐるしく変化する中で、公教育における進路指導は重要な意味を持つ。しかし、わが国の教育現場、特に中学校において進路指導を行っている担任教員は、そのほとんどが普通高校、大学の教育学部の卒業であるため、このような社会的要請に応えきれていない。
 米国では1920年代には早くも職業カウンセラーが登場し、1950年代から60年代にかけて進路指導、職業指導などを行う「ガイダンスカウンセラー制度」が確立されている。一方日本では、1989年に筑波大学で全国初のカウンセリング専攻の社会人大学院が創設されたが、米国のような「カウンセリング心理学」専攻課程を設置した大学はない。
 米国のようなシステムを日本でも定着させ、小学校や中学校段階から職業教育の充実を図ることを目的に、民主党の文部科学部門会議は、職業教育ワーキングチームを設置し、法案化に向けた作業に入った。

法案の提出
 検討を経て、小学校、中学校、高等学校に専門的知識を持って適切な職業選択等の進路指導を行う相談員を配置することを可能とする「学校教育法の一部を改正する法律案」(ガイダンスカウンセラー法案)を作成、153回臨時国会に提出した。
 同法案は、154回通常国会でも継続審議となっているが、民主党は同法案をさらに充実させ「新ガイダンスカウンセラー法案」として再提出することも含め、検討をすすめている。



BACK

TOP

NEXT