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国会レポート2002
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 焦点となった法案への対応


56 安全な住宅をめざして
シックハウス対策2法案


シックハウス被害の防止
 化学物質過敏症やシックハウス問題などの被害が拡大しているにも関わらず、政府は十分な対策を施していない。民主党は、被害の拡大を防止するため、建築物に対する有害化学物質規制を行うべきであると考え、2000年11月から具体的な検討を進めた。そして、実態調査や原因究明、治療体制の確立、安全な学校づくりなどの体制整備とともに、建築物における有害化学物質規制については新たな法整備が必要であるという結論に達し、以下の2法案を作成した。

民主党法案の内容
 「特定有害物質による建築物の居室内の空気汚染の防止等に関する法律案」(シックハウス対策法案)は、ホルムアルデヒドなどの有害化学物質を指定し、室内の濃度基準を設定、新築・大改装時に部屋毎にその濃度を測定、基準違反であれば、都道府県知事が改善勧告・命令を行い、基準を満たした場合には検査済証を交付することとしている。
 「建築物における衛生的環境の確保に関する法律の一部を改正する法律案」(ビル管法改正案)は、大規模オフィスなどの建築物の有害化学物質の定期的検査を義務づけている。
 両法案を153回臨時国会及び154回通常国会に参議院に提出し、委員会で質疑が行われたが、廃案となった。
 民主党は、安全な生活の確立に向け、今後とも化学物質過敏症・シックハウス対策の充実を検討していく。



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