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国会レポート2004
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 焦点となった法案への対応


10 10 食の安全のために
鳥インフルエンザ・BSE対策法案


矛盾だらけの政府の姿勢(BSE問題)
 現行の「牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する法律」は、国産牛肉に厳しいトレーサビリティーを課しつつ、輸入牛肉は野放しのままという矛盾を抱えた法律だった。
 民主党は、国産と輸入の食品の安全性に異なる制度が存在することを放置する政府・与党の姿勢を厳しく指摘し、154回通常国会に引き続き、159回通常国会でも、野党共同で「牛海綿状脳症対策特別措置法案」「輸入牛肉に係る情報の管理及び伝達に関する特別措置法案」(BSE対策特別措置法)を提出し、輸入牛肉についても国産牛肉と同様にトレーサビリティーを義務付け、食の安全の確保をめざした。
 しかし、政府・与党は、政策の誤りに気付きながらも牛輸出国に配慮し、法案の審議に応じることすらしなかった。この政府・与党の姿勢は厳しく批判されるべきである。民主党は引き続き本法案の成立を目指していく。

被害予防と生産者救済(鳥インフルエンザ)
 山口県に端を発した、鳥インフルエンザ問題は生産者・消費者ともに大きな影響を与えた。
民主党は鳥インフルエンザの蔓延防止と、これにより被害を被った生産者等の万全な救済を図るために「高病原性鳥インフルエンザ対策緊急措置法案」を提出した。
 これに対し政府は「家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案」を提出したが、民主案と比較すると内容は不十分であった。しかし、民主案が否決されたため、蔓延防止と被害救済という観点からは一歩前進でもあることから、やむなく賛成した。



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