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国会レポート
> 民主党国会レポート2004
|目次|
序文|
資料1|
資料2|
資料3|
【第1章】第157回〜159回国会の経過と特徴
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正直な政策と政治で政権交代に挑む!!
【第2章】『次の内閣』の活動
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1.予算
2.内閣部門
3.規制・人権・子ども部門
4.総務部門
5.法務部門
6.外務・防衛部門
7.財務金融部門
8.厚生労働部門
9.農林水産部門
10.経済産業部門
11.文部科学部門
12.国土交通部門
13.環境部門
【第3章】焦点となった法案への対応
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1.三位一体改革関連3法
2.裁判員の参加する刑事裁判法案
3.有事関連7法案・3条約
4.外為法・特定船舶入港禁止法
5.イラク特措法案
6.所得税法等の一部改正法案
7.金融強化法
8.地方教育行政組織法改正
9.年金抜本改革推進法案
10.鳥インフルエンザ・BSE対策法案
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11.審査迅速化のための特許法改正
12.高速道路関連法案
13.外来生物種規制法案
14.公益通報者保護等3法案
15.政治改革関連一括法案
16.DV防止法改正
17.児童虐待防止法改正
18.障害者基本法改正
第3章 焦点となった法案への対応
職務発明の対価規定を整備
審査迅速化のための特許法改正
相次ぐ高額支払い判決
2004年1月、青色LEDの発明者が対価を求めていた事件で、東京地裁は、企業に200億円の支払いを命じた。この判決と前後し、職務発明に関し、高額支払いを命じる判決が相次いだ。
旧制度では、特許権は発明者に帰属し、発明者から企業への承継が可能となっていた。その際、発明者には対価の請求権が認められていた。発明者からは「正当な対価が得られにくい」、企業からは「対価額の予測ができない」等の問題が指摘されてきた。
特許法35条の見直しへ
民主党は、知的財産立国推進の立場から、発明者と企業がともに納得できる職務発明制度を確立することを求めてきた。政府は、重い腰を上げ、159回通常国会に、職務発明制度の見直しを柱とした「特許審査の迅速化等のための特許法等の一部を改正する法律案」を提出した。新制度は、発明者の意見反映、情報開示など透明性の確保、発明者処遇や生産・販売努力の考慮等を規定し、取り決めが合理的ならこれを尊重し、不合理なら相当な対価を求める枠組みとなっている。
労働協約の尊重などを条件に成立
民主党は、事例集作成など職務発明規定の整備、労働協約の尊重など附帯決議等で条件をつけ、賛成し、法律は成立した。その他、「世界最高レベルの迅速・的確な特許審査」「審査順番待ち期間ゼロ」の実現に向けた審査迅速化のための措置も法律に盛り込まれた。
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