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国会レポート
> 民主党国会レポート2004
|目次|
序文|
資料1|
資料2|
資料3|
【第1章】第157回〜159回国会の経過と特徴
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正直な政策と政治で政権交代に挑む!!
【第2章】『次の内閣』の活動
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1.予算
2.内閣部門
3.規制・人権・子ども部門
4.総務部門
5.法務部門
6.外務・防衛部門
7.財務金融部門
8.厚生労働部門
9.農林水産部門
10.経済産業部門
11.文部科学部門
12.国土交通部門
13.環境部門
【第3章】焦点となった法案への対応
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1.三位一体改革関連3法
2.裁判員の参加する刑事裁判法案
3.有事関連7法案・3条約
4.外為法・特定船舶入港禁止法
5.イラク特措法案
6.所得税法等の一部改正法案
7.金融強化法
8.地方教育行政組織法改正
9.年金抜本改革推進法案
10.鳥インフルエンザ・BSE対策法案
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11.審査迅速化のための特許法改正
12.高速道路関連法案
13.外来生物種規制法案
14.公益通報者保護等3法案
15.政治改革関連一括法案
16.DV防止法改正
17.児童虐待防止法改正
18.障害者基本法改正
第3章 焦点となった法案への対応
国内生態系破壊の防止を
外来生物種規制法案
なぜ外来種の規制が必要なのか
世界各地から様々な動植物が日本に持ち込まれており、侵入した動植物により国内の生態系を破壊している事例が目立ってきた。 例えば近年のペットブームで、アライグマのように逃亡して野生化し、野生動物や生態系全体に多大な影響を与えている事例や、外来魚が各地で密放流され、在来魚が絶滅している事例が見られる。
日本には現在、外来種を規制するための法律が整備されておらず、このまま放置すれば、日本国内の生態系が外来種によって完全に破壊されてしまう危険性が極めて高い。
外来生物種規制法案
このような現状に鑑み、民主党では2001年より「移入種対策ワーキングチーム」を設置し、(1)国内生物台帳を作る、(2)規制を禁止と許可制の2段階とする、(3)新規生物輸入は許可制とする――等を主な内容とした「外来生物種規制法案」(以下民主党案)を策定し、157回臨時国会に法案を提出した。
外来種法案を法制度として確立
民主党案に促される形で、159回通常国会には政府より「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律案」(以下政府案)が提出されたことから、民主党案を対案として再度参議院に提出し、参議院環境委員会、参議院本会議において政府案の問題点を追及してきた。残念ながら民主党案は廃案となってしまったが、政府案の不十分な点については、引き続き追及していく。
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