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国会レポート2004
contents contents |目次|序文|資料1|資料2|資料3|
第3章 焦点となった法案への対応


10 10 国内生態系破壊の防止を
外来生物種規制法案


なぜ外来種の規制が必要なのか
 世界各地から様々な動植物が日本に持ち込まれており、侵入した動植物により国内の生態系を破壊している事例が目立ってきた。  例えば近年のペットブームで、アライグマのように逃亡して野生化し、野生動物や生態系全体に多大な影響を与えている事例や、外来魚が各地で密放流され、在来魚が絶滅している事例が見られる。
 日本には現在、外来種を規制するための法律が整備されておらず、このまま放置すれば、日本国内の生態系が外来種によって完全に破壊されてしまう危険性が極めて高い。

外来生物種規制法案
 このような現状に鑑み、民主党では2001年より「移入種対策ワーキングチーム」を設置し、(1)国内生物台帳を作る、(2)規制を禁止と許可制の2段階とする、(3)新規生物輸入は許可制とする――等を主な内容とした「外来生物種規制法案」(以下民主党案)を策定し、157回臨時国会に法案を提出した。

外来種法案を法制度として確立
 民主党案に促される形で、159回通常国会には政府より「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律案」(以下政府案)が提出されたことから、民主党案を対案として再度参議院に提出し、参議院環境委員会、参議院本会議において政府案の問題点を追及してきた。残念ながら民主党案は廃案となってしまったが、政府案の不十分な点については、引き続き追及していく。



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